【伊豆市】楽しく学べる！？あの世のテーマパーク伊豆極楽苑

国道から見える鬼さんが目印知らないこと、経験したことがないものって誰でも怖いですよね。 というわけで！地獄と極楽からなる「あの世」を、楽しく事前学習できる「伊豆極楽苑」さんに行ってまいりました。 事前に学べば怖くない!?かどうかはわかりませんが、早速いってみましょう。

祝35周年！

伊豆・天城にある「あの世」のテーマパーク極楽苑は2021年5月5日で開苑35周年。 これほど長く愛されてきているのは、ほとんどの人が見たことがないものへの好奇心と、死後の世界を知りたいという欲があるからでしょうか。

履物は脱いでから館内へGO！かく言う私も家族とは2回目、個人的には3回目の訪問です。 じわりじわりとファンが増えるのも納得の施設なので、至る所に貼ってある解説や一言まで、じっくり読み込んでみてくださいね。

はじめての方にも優しい解説付き

まず通される大広間、こちらでは施設の説明と初心者にもわかりやすい死後の世界の解説をしていただけます。スマートフォンが普及している現代、つい朗々とした解説を撮影したくなりますが、撮影録音は禁止だそうなので悪しからず。

ソーシャルディスタンスで安全な解説タイムもっと学びたい、知りたい！という方は、暗記出来るまで通い詰めるのも手。もしくは、施設の基となっている、平安時代の僧侶"源信"が記した「往生要集」を読み込むのも良いですね。

引き込まれるような語り口

冥途の旅へいざ

順路を進むと、死後の魂と同じ道をジオラマや解説を目にしながら辿ることになります。 三途の川や四十九日の審判など、耳にしたことがある内容もあり理解が深まるはず。 お化け屋敷ではないのですが、暗さとジオラマの細かさでお子様(と、地獄行きに心当たりのある方)は恐怖を感じてしまうかもしれません！

閻魔大王様の前に多くの審査が入る

閻魔大王様とご対面

施設内で最もインパクトが強い、と言っても過言ではないのが「閻魔大王様」のいらっしゃる閻魔の庁。

目の前の懺悔台に座れば、幼い頃の小さな悪事から順にポツポツ思い出されます…。 懺悔帳なるノートも設置されているので、自ら書くもよし同行者に書かせるもよし、記入済みの懺悔を覗いてみるのもまた一興です。

懺悔台完備

気軽に地獄極楽巡り

他にはない珍しさから「面白そう！」と入ってしまうのですが、内容は至って真面目で勉強になるのでおすすめ。 葬儀や法要で実際に目にするもの、耳にする内容が展示・解説に含まれているので「なるほどそういうことか！」と大人も楽しむことができます。 貴重な資料もあり、興味さえあれば夏休みの自由研究でかなり助けてもらえる施設なのではないかと感じました！

本気で読み込んだら1日では足りない

出入口では消毒も必須、両サイドで出迎えてくれる小鬼さんたちもマスク着用済み！ 感染症対策もバッチリとなっています。 伊豆に行かれる際には、こちらの施設で勉強会をしてみてはいかがでしょうか？

■地獄極楽めぐり 伊豆極楽苑 伊豆市下船原370-1 TEL/0558-87-0253 営業時間/10:00～16：00 定休日/木曜日・臨時休業あり 駐車場/無料 公式HP > https://izu-gokurakuen.com/index.html 公式Twitter > @izugokurakuen 最新情報はTwitterにて発信、またはお電話でお問合せ下さい。 【入館料】 ・地獄極楽めぐりのみ 大人(18歳以上) 700円 中高生 500円 小学生 300円 小学生未満 無料 ・秘宝展 ※大人(18歳以上) 地獄極楽めぐり共通券 900円 秘宝展のみ 400円