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ミステリアスな魅力【ホテルtou西洞院 京都】で非日常を感じる旅を

  • 2021.10.29
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2021年4月にオープンしたばかりの【hotel tou nishinotoin kyoto by withceed(ホテル トウ 西洞院 京都 バイ ウィズシード)】は、すでに女性に大人気。銅板を張り巡らせたアプローチや、ミステリアスな「石」が置かれたロビーや大浴場など、非日常を感じながらも、京都らしい伝統とモダンが共存するホテルです。

異世界を思わせるホテル

ホテルtouは京都駅から徒歩10分ほど、西本願寺と東本願寺の間を南北に通る「西洞院(にしのとういん)通り」に立つホテルです。そんな土地柄か、周辺は仏具店が点在する住宅地ですが、一歩ホテルへ踏み入れると、異世界を思わす空間に驚かされます。

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▲夜になると窓にLED照明が灯るので、全ての客室が鮮やかに浮かび上がり、美しい姿を現します

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▲小さな入口を入ると、ホテルのイメージカラーであるコッパー(銅)を張りめぐらせたアプローチ

デザインを監修したのは、最先端の建築を次々に生み出す「SUPPOSE DESIGN OFFICE」。アプローチは、奥の光を目指して細く長い路地を進むうちに、街の喧騒から静けさへと気持ちをシフトさせる、ロビーにとっての前室のような存在です。

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▲細長い銅箱のようなアプローチを抜けると、一転して広々としたロビーが現れます。目の前には大きな石が置かれ、照明を落とした空間はモダンな寺院を思わせる厳かな雰囲気です

ロビーでゲストを迎えるシンボリックな「迎石(げいせき)」は閃緑片岩。館内の7か所に置かれた石は、造園クリエーター「庭譚」の橋本善次郎氏によって選ばれています。何かを語りかけてくるようなミステリアスな石の存在も、このホテルの魅力です。

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▲シンプルなレセプションの前には円盤型のテーブルが置かれ、和紙作家ハタノワタル氏により厚く重ね張りされた和紙の風合いが、広いロビーのアクセントになっています

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▲照明を落としたロビーに浮かび上がる明るい窓は、町屋作りの中庭を思わせます

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▲見る角度を変えると趣きが変わる「迎石」。右手はライブラリーになっていて、その先が宿泊エリアです

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▲ライブラリーの書籍は、ブックディレクター幅允孝氏の選書集団「バッハ」が監修

ライブラリーの書籍は京都の伝統や文化を中心に、「京都の奥を知る」、「余白の美」、「日本の距離と間合い」、「静寂の中につくる自然」、「境界をめぐる建築」など、5つのテーマから選ばれています。

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▲ロビーから見た見た中庭「窟(クツ)」。5種類の苔が生え、奥には石が鎮座します。この石は、レストランからも間近に見ることができます

一番人気の「テラス付きtouプレミアムキングルーム」

もっとも人気の高い「テラス付きtouプレミアムキングルーム」。121室ある客室のうち、2部屋だけのお部屋です。

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▲小上がりになった寝室の壁は、ヨーロッパの歴史的建造物や彫刻などにも使われる大理石の一種トラバーチン。キングサイズのベットマットはシモンズです

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▲テラス付きtouプレミアムキングルームでは非日常のひと時を過ごすため、テレビやコーヒーセット、金庫など、生活感があるものは直接目に触れないよう左手の扉内に納めます

ゆったりしたベンチにはソファが置かれ、4名まで利用する場合はソファベッドとして使えます。窓の外はテラスです。

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▲テラスに設けられたベンチベッド

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▲テラスにも石のが据えられます

4時30分になると朝になるとも言われることから、朝日が当たる東向きの客室は「四.五」と命名。もう1部屋のテラス付きtouプレミアキングルームは西側にあるため、夕日の当たる「夕日(セキ)」と名付けられています。

滞在を楽しむ非日常の客室

通常の客室は、プレミアム、スーペリア、モデレートの3グレードで、キング、クイーン、ツインのベッドが用意されます。最大5名まで利用できる部屋など10種類の客室タイプをそろえます。

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▲客室によっては畳が敷かれ、くつろいだ空間を演出(写真はプレミアムツイン)

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▲ガラス張りのコンパートメントは、シャワーブースとパウダールーム

大きなガラスのはめ込まれたシャワーブースとパウダールームのコンパートメントは、客室のアクセント。カーテンを備えているのでプライバシーも守られます。

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▲ガラス張りの、レインシャワー付シャワーブースとパウダールーム。客室タイプによって、ダブルベイシンを採用します

窓枠や水栓などの金属パーツはマットブラックで統一し、スタイリッシュで引き締まった印象を与えます。さらにひと工夫されているのが、照明スイッチの位置。壁をスッキリと見せるため、腰よりも低い位置にマウントしています。

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▲バルミューダの電気ケトルや食器を収めたラックもマットブラック

マグカップはシンプルなデザインが魅力の「モヘイム」。寺町二条にある老舗「一保堂茶舗」のティーバッグが置かれているのもうれしいですね。

石が見守る神秘的な大浴場

ショッピングやお寺巡りなど、普段より歩く距離や立っている時間が長くなりがちな京都旅。疲れを癒す大浴場の存在がうれしいです。もちろんホテルtouならではの、モダンでスタイリッシュなお風呂場です。

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▲大浴場の間取りや雰囲気は男女で異なります

黒を基調にした石造りの大浴場は、深海をイメージ。照明を落とした湯船の向こうに、スポットライトを浴びた玄武岩を配置します。海の底の神殿で湯浴みをしているような、神秘的な時間を楽しめます。

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▲女湯には、細長い湯船の奥に「白光(ハッコウ)」と名付けられた庭が設けられ、玄武岩が鎮座します

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▲照明に浮かび上がる檜の桶と椅子が印象的

洗い場の水栓もマットブラックです。大浴場と客室のシャンプー類は、オーガニック素材を配合したノンシリコンタイプの「オーランジュ ロゼ」をチョイス。

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▲間接照明に照らされた男湯も、湯船の左手に石が置かれています

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▲黒で統一された脱衣場。鏡は、客室のパウダールームと同じく、上下がライティングされています

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▲ドライヤーはパナソニックの最上位機種「ビューティプレミアム」。黒いボディも脱衣場の雰囲気にマッチしています

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▲大浴場の目の前には、スタイリッシュな湯上り処を用意します

【ホテル トウ 西洞院 京都 バイ ウィズシード】は「千年の都」京都だからこそ、伝統とモダン、ミステリアスな雰囲気が織りなす魅力的なホテル。それでいてカジュアルに過ごせるのも女性に人気の理由です。いつもとはちがう京都ステイを楽しんでみてくださいね。<text&photo:みなみじゅん 予約・問:ホテル トウ 西洞院 京都 バイ ウィズシード https://hotel-tou.com/>

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