スリリングな非日常へ。ミステリー・サスペンス映画のお気に入り 5選【フィレンツェねこ歩き 番外編】

 

伊友の影響で見始めた古い映画ですが、ジャンルでいえば圧倒的にミステリーやサスペンスが好きです。

 

テレビドラマでは『Agatha Christie’s Poirot 名探偵ポワロ』なんて最高。
イタリアでは、そのままローマ字読みで “ポイロット”といいます。ちょっとかわいい。

トレードマークである髭の数ミリのずれさえ許さない、神経質で几帳面なポワロ。
ヘイスティングス大尉、ジャップ警部、秘書のミスレモンとの掛け合いも微笑ましく、見どころのひとつです。

というわけで今回は、何度でも見たくなる、お気に入りのミステリー・サスペンス映画をご紹介したいと思います。

 

 

『5 Fingers 五本の指』

第二次世界大戦中の実話を基にしたスパイ映画。最後に笑うのは果たして…。伊友の勧めで観て、古い映画にハマるきっかけになった映画です。

監督／ジョーゼフ・リーオ・マンキーウィッツ 公開／1952 アメリカ

 

 

『Plein Soleil 太陽がいっぱい』

大富豪の息子フィリップとその婚約者マージュ、貧しい青年トム。3人はタオルミーナに行こうとヨットに乗り込むが…。アラン・ドロン演じるトムの若さゆえの危うさには、最後までハラハラし通し。

監督／ルネ・クレマン 公開／1960 フランス・イタリア

 

 

『Mélodie en sous-sol 地下室のメロディー』

出所して間もないシャルルと青年フランシスが組み、カジノの地下金庫を狙う。音楽を聞いて、あっと思うひとも多いはず。スリリンングでスタイリッシュな名作です。

監督／アンリ・ヴェルヌイユ 公開／1963 フランス

 

 

『Rear Window 裏窓』

ギプスが取れず、自宅療養中のカメラマン、ジェフ。窓越しに見える住人を観察しているうち、ある男の気がかりな行動を目撃する。ジェフは殺人事件と確信し、恋人のリザ、看護師のステラとともに真相を究明する。

監督／アルフレッド・ヒッチコック 公開／1954 アメリカ

 

 

『The Day of the Jackal ジャッカルの日』

1960年代のフランス。大統領暗殺を企てる組織に雇われたプロの殺し屋ジャッカルが、任務遂行に暗躍する。エドワード・フォックス演じるジャッカルの冷血さは、見ていて清々しいほど。

監督／フレッド・ジンネマン 公開／1973 イギリス・フランス・アメリカ

 

 

スリリングな非日常に引き込まれる、ミステリー・サスペンス映画。

秋の夜長のお供にいかがでしょうか ＾＾

 

 

 

text：design il NODO

［デザイン イル ノード］福岡とフィレンツェを拠点に、フリーランスで WEB・グラフィックデザイン、イラスト、刺繍アクセサリーの製作もろもろやっています。中学校美術の非常勤講師の経験あり。趣味は美術館巡りで、最近はピアノにもリトライ中。やりたいことやるべきことが多すぎて、一向に進まないのは読書とイタリア語の学習。いつかエキゾチックショートヘアと暮らしたい、旅するねこです。

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