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人気俳優ソン・ジュンギが自身初のSF映画で見せたオドロキの演技とは?

  • 2021.10.27
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ソン・ジュンギといえば、『トキメキ☆成均館スキャンダル』『根の深い木-世宗大王の誓い-』『太陽の末裔』『ヴィンチェンツォ』などのドラマで活躍を見せている俳優だ。

彼は、ドラマだけでなく映画でも『霜花店(サンファジョム)―運命、その愛』や『イテウォン殺人事件』『私のオオカミ少年』といった作品に出演している。

そのソン・ジュンギが2021年に公開されたSF映画『スペース・スウィパーズ』で、元宇宙機動隊のエースで操縦士のキム・テホ役を演じた。

この映画は、宇宙への移動が不通になった2092年を舞台に、大量の殺戮ロボットを見つけてしまった宇宙ゴミ清掃船の乗組員の物語を描いた作品である。監督を務めたのは、2012年にソン・ジュンギが出演した映画『私のオオカミ少年』でも監督を務めたチョ・ソンヒだ。

ソン・ジュンギ
活気に満ちた映画

『私のオオカミ少年』の撮影のときに、『スペース・スウィパーズ』の話を聞いたというソン・ジュンギ。詳しい話を聞いた彼は、作品に対して興味を持って出演を決めたと語っている。

監督のチョ・ソンヒから「自らの隙間を埋めてキャラクターを作り出す俳優」と評されている。

そのことをうれしいと感じているソン・ジュンギが劇中で演じたキム・テホは冷徹でクールな性格のキャラクターだ。

役を演じるうえで、映画のトーンや雰囲気を冷たくしてしまうのではないかと心配していた彼は、そうならないように、状況に合わせて雰囲気を盛り上げようと努力したと語っている。

『スペース・スウィパーズ』には、ソン・ジュンギの他にチャン船長役の女優キム・テリ、元ギャングのリーダーで機関士のタイガー・パク役の俳優チン・ソンギュ、そして、チャン船長がリサイクルショップで拾った軍事用ロボットのオプトンイ役のユ・ヘジンがいる。

その中でも、オプトンイ役のユ・ヘジンとの共演がすごく嬉しかったと語るソン・ジュンギ。それによって映画が活気に満ちたものになると確信したそうだ。

SF作品『スペース・スウィパーズ』で迫力ある演技を見せてくれたソン・ジュンギは、2022年に韓国で公開される予定の『財閥化の末息子』に出演することが決まっている。いったいどんな役を演じるのか。

文=大地 康

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