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【京都和菓子】『マツコの知らない世界』で紹介された老舗☆黒豆きな粉あられ「鳴海屋」

  • 2021.10.27
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おおきに~豆はなどす☆今回は右京区西院にある京あられ・おかきの老舗。つい最近テレビ番組『マツコの知らない世界』のきな粉特集で紹介されたあられを求めて行ってきました。

『マツコの知らない世界』で紹介された絶品黒豆きな粉あられ

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右京区西院、高辻天神川を西へ。
全くの初訪です。ここにまもなく創業100年を迎える京あられ・おかきの老舗『鳴海屋』があります。じつはその存在自体知らなかったんですが、たまたま見ていたテレビ番組『マツコの知らない世界』のきな粉特集でこちらの商品が紹介され、それはどんな美味しさかと買い求めにやってきました。

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番組の中ではネットでも購入可能と紹介されていましたが、やはり実際のお店を訪ねてみたいな、とやってきました。

屋号『鳴海屋』ということから、地元民としては超メジャーなお饅頭屋の老舗『鳴海餅本店』と何か関係のあるお店なのかな、とおぼろげに想像するわけですが、お店の方に聞くとやはり創業者は鳴海餅本店から独立して創業された親戚筋だそうです。

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店内にはバラエティーに富んだおかきが並んでいます。素焼きタイプや醤油の付け焼きタイプ、さらにザラメや海苔、七味付きなど幅広く。何よりのお店のこだわりは、お米本来の美味しさをベースに国産水稲もち米100%、「佐賀県産ヒヨクモチ」使用のおかき。それ以外にも京都産の黒豆「新丹波黒」、駿河湾産の「無着色桜えび」、讃岐産「和三盆糖」など選りすぐりの材料でこしらえたもの。

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それ以外にも備長炭の炭火焼のものもあります。七味味のものでは、これまた京都の七味の老舗『七味家』のものを使ったものなども。こちらはサッカー選手がオリジナルでブレンドした七味を使ってるみたいです。

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で、番組で紹介されていたのがこちらの『黒豆きな粉あられ』。やはり反響絶大で、注文殺到で売れに売れてるらしいです(笑)ラッキーにも番組見て比較的すぐ来店したので、入手できましたが。

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で、こちらが番組で紹介されていた黒豆きな粉あられ90g入432円。要はあられに黒豆きな粉がふんだんにまぶしてあります。パッケージを見ると、朱色のお盆のマーク『京ブランド認定食品』であることがわかり、これは京都が推す間違いのない美味しさなんだろうな、ということがわかります。

余談ですが、京ブランド食品とは一般社団法人京都府食品産業協会が認定する食品。京都の永い歴史の中で培われてきた食文化、その中で磨かれた高度な食品加工技術によって創りだされた食品に与えられる称号。今回はあられですが、これ以外にも豆腐や漬物、京菓子など食品も多岐にわたり認定されています。

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番組でも説明されていましたが、ふんわりと焼き上げたあられに京都産新丹波黒で出来たきな粉と讃岐和三盆糖を幾重にも振り掛けてつくられ、隠し味として沖縄の塩である「ぬちまーす」を加えることで甘さをひきしめたあられとのこと。

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で、実際食べてみることに。
封を開けた時から、黒豆きな粉の香ばしく美味しそうな香りが食欲をそそります。硬質のあられとはちょっと違う感触で、持った時フワフワとした手触りがなんとも面白いです。たっぷりと微粒子の黒豆きな粉がまぶしてあることがわかります。

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で、よくよく見ると、きな粉の中に黒い粒々がかすかに確認でき、黒豆から作られたきな粉であることがわかります。

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で、一口。
中はもち米の美味しさがシンプルに伝わるあられ。そのまわりの香ばしい黒豆きな粉と相まって、和盆糖のふんわりとした奥ゆかしい甘み、それを引き立てる沖縄塩。それぞれの素材の味が如実に表れ、滋味深い美味しさでもあり。本当に素材の味を感じてもらおう、という気概が調味の塩梅で感じ取れます。これけっこうクセになる美味しさ。自制しないと、あっという間に完食してしまいそうな(笑)

私自身、きな粉のついたあられって初体験でしたが、この上品な微粒子黒豆きな粉の甘じょっぱさは新感覚で、ちょっと驚きでもあり。あられの概念が変わる逸品かもしれませんね。おすすめ!

ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:鳴海屋
場所:京都市右京区西院西貝川町99
電話:075‐881‐0881
営業時間:AM9時~PM6時(日曜・祭日はPM5時閉店)
定休日:不定休(事務所は日曜日)
公式サイト:https://www.kyotonarumiya.jp/

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