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今年の秋は芋で決まり!和スイーツ研究家が厳選する「芋スイーツ」3選

  • 2021.10.25
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和スイーツ研究家、江戸中期創業の和菓子店〈大三萬年堂〉十三代目で和スイーツプロデューサーとしても活動中の安原伶香さんが、和を中心においしいスイーツをお届けする本連載。前回に引き続き、今回も“秋スイーツ”を紹介します!この秋、特に注目されている「芋スイーツ」を厳選しましたので、ぜひチェックしてくださいね〜。

1.芋と珈琲がテーマのさつまいもカフェ〈望月〉@麻布十番

9月1日にオープンした注目の芋スイーツ専門店〈望月〉は、素材にとことんこだわり、主役のお芋は宮崎県産「紅はるか」を使用。低温熟成することで、糖度はなんと50度以上!お芋の自然な甘さを生かしたスイーツを提供しています。飲み物にもこだわっており、ねっとりとした糖度の高い熟成焼き芋には酸味のあるオーガニック珈琲を合わせるのがおすすめ。

「熟成焼き芋モンブラン」2,200円(イートイン価格)
「熟成焼き芋のテリーヌ」デザートセット(ドリンク付き)1,500円〜(イートイン価格)
「冷やし熟成焼き芋」440円(イートイン価格)

1番人気は、見た目も華やかな「熟成焼き芋モンブラン」。ふわふわ氷の上に、糖度50%以上の熟成焼き芋のみを使った濃密モンブランクリームをたっぷりのせた、贅沢すぎる一品。一口食べた瞬間、お口の中がお芋でいっぱいに。一瞬で幸せな気持ちになります。
また、看板商品の「熟成焼き芋のテリーヌ」は、しっとりとしたテリーヌの中に、大きめにカットした熟成焼き芋をごろごろと練り込んだ熟成焼き芋が主役の一品。
熟成焼き芋をそのまま食べたい方におすすめの「冷やし熟成焼き芋」は、パッケージも可愛らしくてテイクアウトや手土産におすすめです。

2.天ぷら専門店が手がける絶品芋スイーツ〈Tempura Motoyoshi いも〉@代官山

「塩そふと丸十」
「名残り丸十」

南青山の天ぷら専門店〈天ぷら元吉〉がテイクアウト店として代官山にオープンさせた芋スイーツ専門〈Tempura Motoyoshi いも〉。本店と同じ油を使って1時間以上じっくりと火入れしたさつま芋に塩ソフトクリームを合わせた「塩そふと丸十」は、揚げたてのお芋の天ぷらと冷たいソフトクリームの相性が抜群!少量のお塩が味を引き締めてくれるので、お芋の天ぷらの旨味がより増してとっても美味なのです。
また、とにかくお芋のおいしさを存分に楽しみたい方は、シンプルな「名残り丸十」がおすすめ。私は天ぷらの中でも断然さつまいもの天ぷらが1番好きなのですが、これは予想を超えるおいしさでした!お芋の天ぷらがお好きなかたはぜひチェックしてくださいね。

3.作りたて芋モンブランの専門店〈いもこ〉@自由が丘

「おいものモンブラン」

2020年11月に東京・自由が丘にオープンした〈いもこ〉は、“年中食べられるさつまいも”をコンセプトに、全国から厳選したさつまいもを使ったスイーツを提供するさつまいもスイーツの専門店。看板メニューは、口の中でとろける極細のつまいもペーストと、濃厚なカスタードクリームブリュレを合わせた「おいものモンブラン」。季節に応じてさつまいもの品種が変わるのが特徴で、現在は石川県産「五郎島金時」、鹿児島県産「安納芋」「綾紫芋」の3種類。上品な甘さでほくほく食感が楽しめる五郎島金時、糖度が高くねっとりとした食感の安納芋、鮮やかな濃紫色で軽い口当たりの綾紫芋。お芋の種類によって風味が全く異なるので、食べくらべするのもおすすめです。個人的には甘みの強い「安納芋」が好みですが、あっさりとした味わいがお好みの方は「五郎島金時」「綾紫芋」がおすすめ。

次回もお楽しみに〜!

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