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社会人なら知っておきたい!【普く】この<常識漢字>あなた読めますか?

  • 2021.10.25
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日常で使用する機会が少ないため、日本人でも読めない漢字というのは多く存在します。 「普く」という言葉も、そのうちのひとつ。 社会人なら知っておきたい常識漢字のため、今回は「普く」という言葉の読み方や意味についてご紹介します。

(1)「普く」の読み方

「普く」という言葉、目にしたことはありますか? もしかしたら、耳にしたこともないという方も多い言葉かもしれません。 ですが「普通」「普遍」「普及」といった熟語に使用される、「普」の漢字はよく使用する方も多いはず。 とはいえ、「普く」の読み方は「ふく」ではありません。 「普く」は「あまねく」と読むのが正解です。 読み方がわかったところで、意味についても調べてみましょう。 (『広辞苑』より)

(2)「普く」の意味

「普く」とは、「すべてにわたって」「広く」という意味があります。 「普」という漢字自体が、「広い」「隅々まで一面に行き渡る」という意味を持っているのです。 「広く一般に行き渡る」を意味する「普及」や、「広く一般に通ずる」という意味の「普通」など、「普」という文字を使用する言葉には同じような意味があります。 また、「普く」は「遍く」と書き表すこともできる言葉です。 「普」と「遍」、2つの漢字を組み合わせた「普遍」という言葉は「宇宙や世界の全体について言えること」を指します。 どちらにおいても、広い範囲において全体を指し示す言葉だと言えるでしょう。 (『広辞苑』より)

(3)「普く」の類義語

「普く」と同じ意味をもつものとして、「満遍(まんべん)ない」という言葉があります。 こちらも、「行き渡らないところがない」「普く行き渡っている」という意味をもつ言葉です。 ただし、「普く」との違いは、「すべてに公平に行き届く」という部分に比重が置かれているところです。 したがって、「平等に」「偏りなく」という意味を強めたいなら、「満遍ない」「満遍なく」を使用すると伝わりやすいでしょう。 (『広辞苑』より) 今回は「普く」の読み方や意味、類義語についてご紹介しました。 「普く」という言葉は、小説やエッセイなどで目にする機会があるかもしれません。 ビジネスや日常会話で使うシーンが少ない言葉ではありますが、覚えておくことで語彙力を高めることができるでしょう。 (恋愛jp編集部)

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