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想像力を豊かに! 子どもを天才児に育てる“読み聞かせ”のコツ3つ

  • 2015.7.22
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【ママからのご相談】

幼稚園年中の娘がいます。最近、幼児教室で子どもに本を読んであげることの重要性を知りました。言葉や情緒が育つのでとてもいいということは分かっているのですが、 私自身朗読がそんなに得意ではありません。また、共働きなので夜は疲れてあまり本を読んであげる気持ちになれません。本の読み聞かせってそんなに大切なのでしょうか。

●A. 本を読んであげるだけで天才児に育てることができます。

こんにちは。ライターのakiです。

子どもたちは絵本が大好きですよね。特に、寝る前にママからお気に入りの本を読んでもらうのを楽しみにしているお子様は多いと思います。

絵本の読み聞かせのメリットを保育士の方に聞いてみると、

・子どもの心が安定する

・語彙力がアップする

・就寝前の生活のリズムが整う

・想像力が豊かになる

・親子コミュニケーションがとれる

などが挙げられました。たとえ就寝前の5分だけでも読み聞かせをしてあげるとお子様にとてもいい影響がありそうです。

●子どもを天才児に育てる“読み聞かせ”のコツ3つ

読み聞かせの際、ちょっと読み方に注意を払うだけでお子様の理解力と読解力を高める、つまり天才児にさせるコツがあるのです。

●(1)読むスピードは早すぎず遅すぎず

子どもにはまだ知らない日本語がたくさんあります。ですから、本を読んであげるスピードは、早すぎず遅すぎずの聞き取りやすいスピードがベストです。また、正確に発音をしてしっかり読んであげることも大切です。そうすることで、子どもの理解力や語彙力が養われていくのです。

●(2)読んでる途中でも子どもの質問や感想にはきちんと耳を傾ける

子どもは、読んでいる途中でもどんどん口をはさんできます。そこで、面倒臭がって、「今読んでいるところでしょ!」などとは言わず、分からないことや、子どもが疑問に思うことなどに根気よく付き合うようにしましょう。

感想を言い出したら、「そうなのね」と聞いて終わるのではなく、さらに突っ込んで聞いてみるのもいいですね。そうすることで、子どもたちは知らないうちに分析力や読解力をつけることができるのです。

●(3)話の良いところで一旦中断し、続きを想像させてみる

ドイツの文豪ゲーテの母親は、本の読み聞かせをする際、ストーリーが盛り上がるところで、「続きは明日ね」と毎回途中で本を閉じていたそうです。そのため、ゲーテはいろいろな結末をイメージしながら眠りについたそうです。つまり、クライマックスや結末を子どもに考えさせることで想像力を育てることができるのです。

翌日まで引っ張るのが嫌だという人は、読んでいる途中でママが、「この続きはどうなると思う?」と質問を挟みながら読み進めていくのも良いかもしれません。

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以上です。絵本の読み聞かせは、疲れているママにとってはハードなことかもしれません。でも、読み聞かせをしてあげられるのは小さい時期だけです。何冊も読むのがしんどければ、1冊と決めてもいいと思います。その代わり、じっくりと質の高い読み聞かせをしてあげることで、子どもたちの知力を成長させることが、きっとできるはずです。

【参考文献】

・『天才児を創る!』三石由起子・著

●ライター/aki(中高英語教員)

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