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信州・安曇野の緑に囲まれたカフェで、手打ちそばを

  • 2015.7.22
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長野県安曇野市にある「そばカフェLa Rayonne Vert(レイヨンヴェール)」では、庭園のあるテラス席で、本格的な手打ちそばを味わうことができます。優雅な雰囲気でそばなんて、信州ならではの楽しみ方です。

木立の中にひっそりとたたずむカフェ

安曇野は、北アルプスを望む自然豊かな避暑地。

美術館が多く、美術館めぐりは人気の観光ルートです。そのひとつ「安曇野ジャンセン美術館」の敷地内にカフェ「レイヨンヴェール」はあります。レンガ造りの建物は、ミュージアムカフェらしい瀟洒なたたずまい。テラス席で緑を眺めていると、鳥のさえずりが聞こえてきます。

こちらはカフェには珍しく、そばをメインにした料理やスイーツがいただけるお店。

とくに安曇野は、名産地として有名です。美術館を訪れた人からも、よい店を教えてほしいという問い合わせが多かったといいます。そこで店長自らがそば打ちの勉強を始め、メニューに加えることにしました。今ではこの手打ちそばを目当てに、地元の人も足を運ぶようになっています。

女性好みの細く上品なそば

女性店長の打つそばは繊細でつややか。おしゃれなカフェにふさわしく、見た目も美しい仕上がりです。ひと口すすれば、そばの香りがふわっとのぼり、心地よくのどをすべります。

この風味を最大限に引き出すため、そばの挽き加減、粉にする皮と実の配分には試行錯誤を繰り返したのだとか。そば粉は100%、安曇野の農家から。わさびも安曇野産というこだわりよう。

カフェとはいえ、専門店顔負けの味わいです。

安曇野産野菜の甘みがみずみずしい

おすすめのランチは、ぶっかけそばに、蒸し野菜のサラダとそば粉を使った日替わりの一品、お替わり自由のドリンクのセット(1250円)です。

色鮮やかなサラダに入る野菜は10種類以上。ほぼ安曇野の朝採れ野菜とのことで、新鮮さはこの上なし。「野菜ってこんなにおいしかったっけ」と思わずうなるサラダです。

そば粉を使った一品は日によって異なり、取材日はジャガイモとベーコンのケークサレでした。甘さ控えめでサラダのおいしさを引き立てています。

毎日焼き上げる手作りケーキ

ランチにプラス350円で付けられる、そば粉の手作りシフォンケーキもぜひ味わいたい一品。飽きのこない風味とふんわり食感が魅力です。

せっかく信州に来たならそばづくし、というのもいいものですよ。

安曇野サイクリングの休憩に立ち寄ってみて

「レイヨンヴェール」へのアクセスは、JR大糸線穂高駅発の「あづみ野周遊バス」を利用して約30分。

安曇野をより満喫するなら、穂高駅から美術館までレンタサイクルがおすすめ。カフェへ向かう坂道を振り返れば山々が遠くに見え、気分爽快です。

今年の夏は、涼しい安曇野でそばとアートを楽しんでみてはいかがですか?

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