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まずはここから!アジング初心者におすすめ『スピニングリール』とは??

  • 2021.10.19
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物心ついたころには竿を握り、ひたすら魚釣りを愛してきた「ぎちょん(筆者)」が、アジングをする上で必須のタックル「リール」について独自の目線・経験にてお話させて頂きます。

ご紹介するアジングをする上で必須の『スピニングリール』の内容

  この記事では以下の内容について記載していきます!

・スピニングリールの特徴 ・アジング用のスピニングリールの選び方 ・ギア比に注目!! ・価格帯での性能差 ・まとめ

スピニングリールの特徴

   魚釣りに使われている道具の中で、釣り糸(ライン)を巻きとる道具をリールといいます。

リールには大きく分けてスピニングリール、ベイトリール、スピンキャストリールといった3種類に分けられます。

その中でもスピニングリールは扱いやすく、初心者の方でもトラブルが少ないのが特徴です。 魚釣りを始めてする方は、リールといえば、この形を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

アジング用のスピニングリールの選び方

アジング用のリール選びのポイントとしては、番手・ギア比・価格の3つを考えてみてください。

リールの番手は大きさを表しています。 各メーカーで同じ番手でも若干サイズ感は変わってきますが、アジングで軽量のジグヘッドとワームを使用するジグ単での釣りをする場合は2000番以下、フロートリグやキャロライナリグを使用し、遠投する場合は2000〜2500番を選べば良いでしょう。

   左が1000番、右が2500番です。

   左が1000番のスプール、右が2500番のスプールです。

スプール径の大きさも1000番のスプールの様に小さい程、軽いリグが扱いやすく、 2500番の様に大きい程、重ためのリグが扱いやすくなります。

ギア比、価格については後ほどお話しますね。

番手、ギア比、価格以外にも、リールの重量や巻きごこちなども選ぶ際に注目してみてもいいかもです。 特にリールの重量はロッドとのバランス関係もありますが、軽ければ軽い程アジングにとっては有利になります。

巻きごこちについては、アジングはメバリングの様にリールを巻いてルアーを動かすというよりは、ロッドでアクションを加えた後のラインスラッグを回収する目的で巻くことがメインとなります。 そのため、そこまで重要ではないという考え方もありますが、ぎちょん的には重要視しているところです。

なぜかというと、アジの活性が低い時や、風などの影響で、アタリがわかりにくくなっている状況では、リールのノイズさえもアタリをわかりにくくしてしまうことがあるからです。

ギア比に注目!!

リールにはギア比と呼ばれるものがあります。 どういったものかというと、「ハンドル一回転の間に何センチのラインを巻き取ることができるか」というものです。

リールの箱や説明書に○:○と表記されていたり、リールの番手の最後にシマノではPG(パワーギア)、HG(ハイギア)、XG(エクストラハイギア)などと表記され、ダイワではP(パワーギア)、H(ハイギア)、XH(エクストラハイギア)と表記されています。

 

  

ギア比については、釣り人によって様々な考え方があると思いますが、初めてスピニングリールを購入されるという方は、ノーマルギアを選べば間違いないと思われます。

参考までに、ぎちょん的な選び方は以下の通りです。

ジグヘッド単体や軽量スプリットなど、近距離の釣りではローギアかノーマルギア フロートリグやキャロライナリグなど、遠距離の釣りではノーマルギアかハイギア   アジングという釣りの特徴、それぞれのギア比でのメリット、デメリットを考慮してこのような選択をしています。 皆さんの釣り場の特徴や、釣りのスタイルに合わせて考えてみてください!

価格帯での性能差

   スピニングリールは、数千円と安価な物から数万円と高額な物まで幅広い価格帯で販売されています。 価格の違いで、どのような違いがあるのかをお話しさせて頂きます。

価格の違いが出てくるところは、

・素材(シマノだとCi4+や、ダイワのザイオンなど) ・メーカーごとの技術(防水機構、構造など) ・ベアリングの数

といったところでしょうか。 こういったものが使用されているかどうかで値段の違いが出てきている印象です。

素材は各メーカーで、ボディーやローターなどに特殊な素材(シマノのCi4+やダイワのザイオン等)を使用し、より軽く、より丈夫にする工夫がされています。

技術については、スプールやローターの形状に工夫がされており、巻きごこちや、巻き出しの重力感が変わってきたり、飛距離が伸びたりなどの効果があります。 防水機能について、リールの内部への水の侵入を防ぐことにより、より長い間使用感が変化しにくくしてあります。 ベアリング数は、価格帯が高くなればなるほど多く使用されており、回転が滑らかで、よりトラブルレスになっていきます。

各メーカーのホームページに、リールに使用されている素材や技術について書かれていますので、より詳しく知りたい方は確認してみてください。

この他にも、リールの個体差が値段に応じて変化していると感じています。 ここでの個体差とは同じリールでも、若干の巻きごこちの違いやノイズの違いなどのことを言わせてもらっています。

各メーカーの上位機種(ステラやイグジストなど)でも、個体差があるとは言われていますが、エントリーモデルや中価格帯のモデルは個体差が大きいように思われます。 したがって、リールを購入する時には、同じ機種で比べることが出来る状況なら、巻き比べてみるといいかもしれません。

まとめ

   今回は、アジングに使用するリールのお話をさせて頂きました。

各メーカーで様々なリールが販売されており、初めてリールを選ぶ時はわからないことだらけだと思います。 リール選びは、「番手、ギア比、価格」の3つのポイントを考えながらリールを選んでみてください。

初心者の方の場合は、1万円程度のリールで十分にアジングを楽しむことが出来るので、そちらを選ぶことをおすすめします。 ぎちょんが釣りを始めた20年ぐらい前は、1万円前後のリールはなかなか酷かった思い出があります(笑)。 しかし、最近の1万円前後のリールは、中価格帯のリールに迫る勢いで巻きごこちや、技術が良くなっていますので、本当におすすめです!

アジングの面白さや、奥深さに気づいたとき、使用しているリールに満足いかないことも出てくるかと思います。 そういったタイミングで、中価格帯のリールや、お金に余裕があれば、上位機種に手を出してみるのもいいかもしれませんね。

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