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魔女のほうき風スワッグで大人ハロウィン プチプラ花コーデ Vol.77

  • 2021.10.19
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プチプラ雑貨を使って、もっと暮らしと花を楽しんでみませんか? 100均などのプチプラ雑貨とフラワーアレンジを日々楽しむ、フラワーデザイナーの川守由利子さんに、旬のプチプラ花コーデを教えていただきます。

花屋さんとダイソーで調達。ハロウィン購入品

ハロウィンが近づいてきました。

10月になると、どんなアイテムを作って飾りつけをしようかと考えるのが、毎年のお楽しみです。100均はハロウィングッズが大充実。花とどんなふうに合わせようか考えながら、店内をあれこれ見るだけで、心がわくわくします。

先日、花屋さんに行ったときに、パンパスグラス(下写真・左)を発見し思わず購入しちゃいました。パンパスグラスは、ここ数年とても人気の花材です。スワッグやリースの素材として、また花嫁のブーケとして…使われているのをよく見かけます。

秋に出回るので、いまこの時季にみつけたら私は即買い(^^)。今回は、このパンパスグラスで、ハロウィンアイテムを作ってみます。

花屋さんでは、パンパスグラスと一緒に、スターチスのブルーファンタジア(下写真・右)を購入しました。

パンパスグラスとスターチス

スターチスのブルーファンタジアは、ここ数年で人気が再燃した花材です。生花で購入し、飾っているうちにドライフラワーになって、と長く楽しめることが魅力。

この2つの人気花材で、ハロウィンの魔女が持っている、ほうき風スワッグを作ります。

材料は、ダイソーで調達しました。黒いハギレと小さなカボチャのオーナメントです。オーナメントは1袋に4つも! お得ですね。

ハロウィングッズ

最近の100均で、充実してきたもののなかにハギレがあります。柄や質感などの種類がとても豊富で、選ぶのが以前に比べてぐっと楽しくなりました。ハギレは私にとっては、常備しておきたい大切なアイテムです。

今回はこのハギレを、リボン代わりに使ってみたいと思います♪

スワッグ作りには花材の下準備が必要です

早速、スワッグを作る準備をしていきましょう。

パンパスグラスとスターチスは、短くカットします。パンパスグラスは穂の部分をきれいに残したいから、穂の中をかき分け、中途半端なところでカットしないよう確認しながら短くしました。

パンパスグラス

パンパスグラスは、とてもふわふわ。動物の毛のような質感は触っていると、やさしい気分になります。一方で時々、このふわふわのなかから何かが出てくるんじゃ…と、ドキドキもして…。

私が購入したパンパスグラスは、既にドライになっていたものでした。購入したときに水がついている場合は、茎先にカビが生えることがあるので、しっかり乾かしてからアレンジに使うことをおすすめします。

パンパスグラスとスターチスはカットして切り分けると、こんな感じになりました。

パンパスグラスとスターチス

これらをスワッグにしていきます。

作り方のポイントは、魔女のほうきの「柄」

中心になるのは、太い茎を長く残したパンパスグラス。この太い茎を”魔女のほうきの「柄」”部分に見立てます。このパンパスグラスを中心に、短くしたパンパスグラスの穂と、スターチスを手の中で合わせます。

パンパスグラスとスターチスのハロウィンアレンジ

扇状に広がるイメージで、パンパスグラスとスターチスを、交互に組んでみました。

パンパスグラスとスターチスのハロウィンアレンジ

形ができたら、柄として残している太い茎から飛び出た茎をカットします。

パンパスグラスとスターチスのハロウィンアレンジ

茎先を揃えたら、輪ゴムでしっかりとまとめて結束しましょう。

ハロウィンアレンジ

輪ゴムはもう一つ用意して、壁に飾る際のフックに。フック用は太い茎にゆるく巻き、余裕を持たせておきます。これは後に紹介する、縦形のスワッグで活躍します。

ハロウィンアレンジ

結束した部分をうまく隠しながら、魔女のほうき風スワッグを仕上げていきます。

仕上げはハギレをカットして、リボンに変身

前述のように、ダイソーで買ったハギレをリボン代わりに使います。広げて、ある程度の長さが取れるようにハサミでカット。

ハロウィンアレンジ

私はイメージするリボンが見つからないとき、ハギレをリボンとして使います。

ハギレで作ったリボンに多少ほつれがあっても、ナチュラルな感じでむしろ今っぽく見えるから、私はそのままで使うことが多いです。今回は特にハギレの糸がほつれていたほうが、ハロウィンっぽく感じるので、カットしたままのものを使いました。

ハロウィンアレンジ

このリボンを使い、先ほど結束した部分と穂の中心部分2カ所に結んでみました。

ハロウィンアレンジ

裏側を見ると…。

ハロウィンアレンジ

これにダイソーで買った小さなカボチャのオーナメントを、グルーで軽くつけていきます。このとき、グルーの量を多く出してしまわないよう注意。

ハロウィンアレンジ

グルーは軽い接着なら、比較的簡単にはずすことができます。リメイクして使いたいときにも便利ですね。

ハロウィンアレンジ

完成です。ちょっと大人な雰囲気の、魔女のほうき風スワッグになりました。

リボンや小物を変えて、もっと楽しむアイデア♪

魔女のほうき風スワッグはリボンの位置を変え、結束部分だけにリボンを巻くことで、縦に飾ることができます。

ハロウィンアレンジ

ただ、縦形のほうき風スワッグだと、なにか物足りない…。そこで、ダイソーのこちらの造花をプラスしました。

造花

ピンクッションにも似た造花です。1本に2輪ついていてお得♪ こちらを足してからまた、リボンでまとめると、楽しい印象のスワッグのできあがりです。

ハロウィン

ハロウィンが終わったら、黒いリボンを別のものに変えれば、通年使えるスワッグになりますよ。

今回、黒いリボンを使ったのは大人のハロウィンを意識して。使うリボンでイメージは自在に変わります。

今回の材料をご紹介

【材料】

*使用花材*

・パンパスグラス…600円

・スターチス(ブルーファンタジア)…150円

*その他*

・ハギレ…100円*ダイソー

・かぼちゃのオーナメント…100円*ダイソー

・造花…100円*ダイソー

合計1,050円(税抜)

ほかに、輪ゴム2つ、ハサミ、グルーとグルーガンを用意。

ハロウィン後は通年飾れるインテリアとして!

ハロウィンが終わったら、このスワッグを好きな花器に入れて飾っておくのもいいですね。

パンパスグラスとスターチス

パンパスグラスもスターチス(ブルーファンタジア)もドライフラワーになるので、いろいろと飾り方を変えながら長く楽しんでみたいと思います♪

Credit

記事協力

川守由利子

川守由利子
『ブーケ・ドゥ(Bouquet Doux)』主宰。
花店勤務を経て、2006年に独立。『花時間』第6回フラワーアーティストオーディションに優勝し、現在、東京・自由が丘にて花教室を主宰している。アトリエ名は、“甘くやさしい花束”という意味の仏語から。その名のとおり、心なごみ笑顔になる、柔らかな印象のアレンジを中心に、雑誌やwebでも活躍中。手作りが得意で、プチプラ雑貨と“花”を組み合わせて楽しむアイデアを連載中。

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