1. トップ
  2. ダイエット
  3. 夏本番! ボディメイクに効く経絡。[代謝アップ編]

夏本番! ボディメイクに効く経絡。[代謝アップ編]

  • 2015.7.21
  • 10121 views

梅雨も明け本格的な夏の到来となりました。
ここ数回は、この季節にぴったりの簡単に出来るセルフケアを提案しておりますが、今回は身近にあるペットボトルを使って、美の基本となる代謝アップの方法をご紹介します。

(c) Shooting Gallery Photography/Corbis/amanaimages

用意するのは2本のペットボトルだけ。
一つはお湯の入ったペットボトル、もう一つは冷水又は水を入れて凍らせたペットボトルです。
これらを使って全身の代謝を上げようというのですが、特にこの時期、代謝アップすると良い理由は以下のとおりです。

<代謝アップで期待されること>
・気になる紫外線対策に!
お肌の細胞再生を活発にさせシミを出来にくくします。
・ダイエット効果も!
全身の代謝が良くなると脂肪も燃えやすくなります。
・冷房対策にも!
冷房による全身の代謝低下を改善します。

どれも健康&美を保つのに大切なことばかり。
手軽に出来るのでオフィスや、家でテレビをみながらお試し下さい。


今話題の「褐色脂肪細胞」& 経絡の力で全身代謝アップしましょう!

「褐色脂肪細胞」は簡単にいえば、脂肪を燃焼して熱を作り、体温を調整してくれる優れものです。例えば、冷たい刺激を受けると体温を保たなければ!と褐色脂肪細胞が活性化し体温を上げます。ここで経絡の持つ力を使って気血(エネルギー)をスムーズに体に巡らせることで効率よく代謝をアップさせることができます。


[やり方]
①褐色脂肪細胞を活性化させ代謝アップ

※写真は『温ペットボトル経絡マッサージ』(KADOKOWA)より

褐色脂肪細胞が多いと言われている首から鎖骨、脇の下、肩や肩甲骨周りに冷たいペットボトルをコロコロと滑らす様にあてます。押し込んだりせずに皮膚の上を力を入れずに転がします。冷たいと感じることが大切ですが、冷やし過ぎないように!

*注意
水を凍らせたペットボトルを使う場合は、ペットボトルに水を8分目まで入れて凍らせたものをご用意下さい。心臓病など持病のある方は刺激が強すぎる場合があるので避けてください。


②経絡の流れを良くして代謝アップ

※写真は『温ペットボトル経絡マッサージ』(KADOKOWA)より

お湯入りペットボトルを両手で持ち、ペットボトルの真ん中(胴体部分)をおへそから指4本分下にある丹田を意識しながら押し当て温めます。次に左右の鼠径部にも押当てます。小刻みに振動させるようにマッサージするとより効果的。

*注意
火傷をしないよう気を付けましょう。

★経絡豆知識★

代謝アップに欠かせない「丹田」とは?

下腹部の丹田(おへそから指4本分下)は、生命力の源ともいわれる大切な部位です。私が患者さんの治療にあたるときは常に丹田を温めることを意識します。なぜなら、丹田に力が入らないようでは健康とはいえないからです。

日常的な例をご紹介すると、具合の悪い時は丹田に力がなく自然と前かがみなになってしまいます。また、重い荷物を持ち上げる時には下腹部に力が入らなければ持ち上げられませんよね。便秘や暴飲暴食でお腹に膨満感を感じるときもまた上手く丹田に力がはいりません。

普段から、下腹部を触って冷たかったり、弱々しかったり、張り過ぎている場合は要注意です。簡単に出来るペットボトルを使った経絡セルフケアを習慣にしてください! きっと体調が良くなり、いろいろなことが捗りますよ!

次の記事
の記事をもっとみる