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OMOレンジャーと巡るディープでカオスな京の街【OMO5京都三条 by 星野リゾート】

  • 2021.10.17
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星野リゾートの都市型ホテルOMOブランドは「ご近所ガイド OMOレンジャー」と共に街歩きをする「ご近所アクティビティ」が用意されています。特に【OMO5京都三条 by 星野リゾート】のある三条河原町界隈は幕末の事件が頻発し、伝統を今も守る老舗が数多く残るエリア。初めて京都に来た人はもちろん、何度も通っている人でも、今まで知らなかった京都に出会えます。

ご近所アクティビティ「京町らんまん川さんぽ」で歴史巡り

世界に知られる観光都市、京都。ガイドブックを開いても、史跡や老舗がありすぎて、どこへ行っていいのか判らない。結局、テレビで見慣れた場所に行く。と、なりがちな京都旅行。そこでOMO5京都三条では、「ご近所ガイド OMOレンジャー」とともに街歩きする無料のツアーを2ルート用意。ちょっとディープで、とっても感動する「Go-KINJO」旅のスタートです。

OMOレンジャーと巡るディープでカオスな京の街【OMO5京都三条 by 星野リゾート】

▲三条河原町一帯の史跡をたどる「京町らんまん川さんぽ」は、9時30分と16時30分の2回。三条通りの老舗をめぐる「京町らんまん老舗さんぽ」は、10時45分ごろのスタートです

OMOレンジャーと巡るディープでカオスな京の街【OMO5京都三条 by 星野リゾート】

▲OMOレンジャーと共にご近所さんぽに出かけようとすると、フロントのスタッフが手を振ってお見送り

OMO5京都三条を出ると、河原町御池の交差点にある桂小五郎(後の木戸孝允)像へ。ここには討幕を企てた長州藩邸があったため、周囲は幕末の事件が相次いだエリア。「京町らんまん川さんぽ」は、新選組が押し入った桂小五郎の住居や、佐久間象山が襲われた通り、新選組が尊王攘夷派を襲撃した池田屋事件の跡地など、まさに歴史が動いた場所を巡ります。

OMOレンジャーと巡るディープでカオスな京の街【OMO5京都三条 by 星野リゾート】

▲明治維新の立役者の1人、長州藩の桂小五郎

京都らしい風情あふれる高瀬川。暴れ川だった鴨川に代わる水上輸送の要として、1611年、貿易商だった角倉了以(すみのくらりょうい)が私財を投じて掘削した運河です。大坂との水上輸送で京の発展を支えました。

OMOレンジャーと巡るディープでカオスな京の街【OMO5京都三条 by 星野リゾート】

▲川辺の風景を楽しみながら、江戸期から旅籠や料理屋の多かった木屋町通りを歩きます

「京町らんまん川さんぽ」は途中高瀬川を離れ、京都を代表する花街「先斗町(ぽんとちょう)」を歩きます。細い路地には飲食店が立ち並び、夜の街の雰囲気を楽しめます。

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▲「先斗町」の入口で、ポンポンポンと太鼓を叩くOMOレンジャー

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▲道には先斗町のシンボル千鳥がはめ込まれています。冬になると鴨川に舞う千鳥。酔客の千鳥足にも掛けられていると言われます

OMOレンジャーと巡るディープでカオスな京の街【OMO5京都三条 by 星野リゾート】

▲先斗町の北寄りに店を構える和菓子の「先斗町駿河屋」は、芸妓さんたちが小さなお口で食べられるひと口わらびが有名。竹に入った羊羹や千鳥の形の和三盆もおすすめです

OMOレンジャーと巡るディープでカオスな京の街【OMO5京都三条 by 星野リゾート】

▲京都らしい路地。先斗町にはこうした狭い裏路地がいくつもあって、老舗や名店、人気店が隠れていることも

館内アクティビティ「京町純喫茶コレクション」がおすすめ

喫茶店の街としても知られる京都ですが、とりわけOMO5京都三条の周辺は老舗喫茶店のメッカ。お店ごとに趣向を凝らした店内や、こだわりの淹れ方、コーヒーとともにいただくランチやスイーツなど、どれをとってもハイレベルなのです。

OMOレンジャーと巡るディープでカオスな京の街【OMO5京都三条 by 星野リゾート】

▲館内アクティビティの「京町純喫茶コレクション」は、京都の喫茶店の歴史やお店の特色を紹介する講座です。あなたにピッタリの喫茶店が発見できますよ

今注目のカフェ巡り。京都には雑誌に紹介される名店がいくつもあって、どれもが魅力的。「京町純喫茶コレクション」に参加すると、喫茶店文化の魅力が倍増します。「次はカフェ巡りをしに京都へ来ようかな」。そう心に誓うひと時です。

OMOレンジャーと巡るディープでカオスな京の街【OMO5京都三条 by 星野リゾート】

▲喫茶店のマグカップやコースターなど、味のあるグッズを展示します

「京町らんまん老舗さんぽ」で本当の京都を発見する

OMO5京都三条からほど近い、三条通りの老舗商店を巡るアクティビティ。江戸時代は京のメインストリートだった三条通り。東海道五十三次の終点で、なおかつ出発点だったことから、旅人相手の旅籠や料理屋、土産物店などが多く集まり、今も老舗の商店が数多く残ります。

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▲歌川広重の「東海道五十三次」に描かれているのが、鴨川に架かる三条大橋。江戸に持ち帰るお土産を扱うお店が数多くありました

「本家船はしや」は、おかきと豆菓子を100種類以上そろえる名店。宇治で茶業を営んでいましたが水害で京都に移り、雑穀商のかたわら五色豆作りを始めました。明治38年に三条大橋のたもとで店を開きます。手作りされる五色豆は、本格的なお座敷でも使われる由緒あるお菓子です。

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▲「本家船はしや」は三条大橋西詰に立つ風情あるお店。坂本龍馬と共に落命した、中岡慎太郎の持参した土佐のゆずが、ゆず風味の五色豆のヒントになったと伝わります

1818年創業のたわしと箒の専門店「内藤商店」は、柔らかな京都弁を話す7代目女将の内藤幸子さんが切り盛りします。たわしの種類と用途は広く、長持ちで、野菜や食器を洗えるほか、ワイングラス用も用意します。身体洗い用は、馴染むと血行が良くなるとか。

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▲しっかりとした作りの箒は1本買えば代々使えると言われるほど。お得意先は全国のお寺さんや神社、ホテル・旅館、飲食店など。高品質のメイドインジャパンを求めるインバウンドのお客さんにも人気です

OMOレンジャーと巡るディープでカオスな京の街【OMO5京都三条 by 星野リゾート】

▲現在のたわしの原型になったもので、銅で束ねた繊細な棕櫚の繊維が柔らか。ブラシや刷毛、マットなども、天然素材の棕櫚やパームで作られます

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▲可愛らしい「たわしストラップ」はお土産にぴったり。ここにも職人技が活きています

OMOレンジャーと巡るディープでカオスな京の街【OMO5京都三条 by 星野リゾート】

▲河原町通りを渡るとアーケードになる三条通りは、最新のお店や老舗が入り乱れる、いかにも京都らしい商店街です

三条名店街に立つビルの奥に、400年続く小さな名店があります。縫い針の専門店「みすや針」には、種類豊富な針がそろいます。特に日本刺繍の針は、職人が刀と同じ製法で作る逸品。裁縫のお好きな方やお土産物を探す方はもちろん、服飾関係の学生さんやアパレル系のお仕事をする方には、おすすめのお店です。

OMOレンジャーと巡るディープでカオスな京の街【OMO5京都三条 by 星野リゾート】

▲ビルの奥にわずかに見える緑の木々に気づかなければ、うっかり通り過ぎてしまうお店

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▲通路を進むと瀟洒な庭園が広がって、都会の真ん中にあるとは思えない、小さなお店が現れます

OMOレンジャーと巡るディープでカオスな京の街【OMO5京都三条 by 星野リゾート】

▲旅先で使える裁縫セットはお土産にももってこい。湿気を吸う桐箱に入った5本の針と3色の糸、切れ味鋭いハサミが入り、箱の蓋を裏返せばカラフルな針山が現れます

針山に刺して楽しむ可愛らし飾り待ち針も、お土産にピッタリ。ネコ、犬、カエル、ウサギ、木の葉、薔薇といった定番商品のほかに、季節の限定品も登場します。

OMOレンジャーと巡るディープでカオスな京の街【OMO5京都三条 by 星野リゾート】

▲飾り待ち針のネコは4種類。江戸初期より18代目となるご主人の、京都弁の名調子もお店の名物のひとつです

三条名店街にある「吉田源之丞老舗」は、戦国時代真っ只中の元亀3年(1572年)に創業した仏具店。ご主人は代々吉田源之丞の名を襲名して現在は15代を数えます。

OMOレンジャーと巡るディープでカオスな京の街【OMO5京都三条 by 星野リゾート】

▲「吉田源之丞老舗」は、木像をはじめ仏壇や数珠などの仏具を製作販売しています。OMO3京都東寺の「東寺まんだらさんぽ」で貸し出される、星野リゾートのオリジナル数珠もこちらの作

OMOレンジャーと巡るディープでカオスな京の街【OMO5京都三条 by 星野リゾート】

▲吉田源之丞老舗には仏師がいて、ここで仏像作りをしています。そのどれも表情がとてもいいんです。立ち寄る価値がありますよ

三条通りをさらに西へ進み、西洋建築の建物が立ち並ぶ一画にある「むす美」は、風呂敷の製造卸売を営む山田繊維のアンテナショップ。モダンでカラフルな風呂敷は、見れば欲しくなることまちがいなし。結び方によってはバッグやスカーフになったりと用途も様々で、新しい使い方を発見できます。

OMOレンジャーと巡るディープでカオスな京の街【OMO5京都三条 by 星野リゾート】

▲「むす美」では結び方のワークショップも開催。買ったお土産を持参すると、その場で包んでもらえます <写真提供:OMO5京都三条 by 星野リゾート>

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▲お洒落なカフェスタンドの隣りには、新選組が急襲した家屋敷が残っていたり、エレキギターが並ぶお店のすぐ近くに400年続く老舗が商売をしていたりと、カオスという言葉が似合う京の町。OMOレンジャーとともに、迷い込んでみませんか?

ディープでカオスな三条通り周辺。そんな街をめぐるには【OMO5京都三条 by 星野リゾート】がぴったりです。実は、OMOという言葉がどこから出てきて、どんな意味があるのかはナゾとのこと。とはいえ、OMOてなし充分のOMOレンジャーの案内は、OMOしろい発見が盛りだくさん。京へのOMOいがつのる体験を、ぜひ満喫してみてくださいね。<text&photo:みなみじゅん 予約・問:OMO5京都三条 by 星野リゾート https://www.hoshinoresorts.com/resortsandhotels/omobeb/omo/5kyotosanjo.html>

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