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【はぴマネレッスン】vol.8 「“ふるさと納税”って何?(後編)」

  • 2015.7.21
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【はぴマネレッスン】vol.8 「“ふるさと納税”って何?(後編)」

テレビのニュースでよく聞く、“ふるさと納税”。今回は、“ふるさと納税”の注意点や、「メリットのある人、少ない人」についてお話ししていきたいと思います。

「上限」以上は自己負担!?

“ふるさと納税”とは、2008年から始まった制度です。前回、「“ふるさと納税”って何?(前編)」で、“ふるさと納税”のメリットを紹介しましたが、今回は、注意点に絞ってお伝えしたいと思います。

【寄付できる金額には「限度」がある!】

「2,000円だけの自己負担で済むなら、いっぱい寄付してたくさん特産品をもらっちゃおう!」と考える方がいるかもしれません。実際、「いっぱい寄付してたくさん特産品をもらう」ことは可能です。

“ふるさと納税”のサイトに行って、「わー、美味しそうな物がたくさんある! 全部欲しい♡」とどんどん寄付を選んでも「それ以上は寄付できません」なんて注意は出てきません。いくらでも「寄付して特産物をもらうこと」はできてしまうのです。

しかし、自分自身へ戻ってくる税金の金額には「上限」があります。それを超えて寄付した分については「全額自分自身の自己負担で寄付をしている」、ということになってしまいます。

「その金額はどう調べるの?」ということですが、限度額は自分自身の家族構成や年収によっても異なります。「源泉徴収票」と、を用意して、チェックできるサイトでチェックしてみてくださいね♪

「寄付すればするほど戻ってくるわけではない!」ということに、要注意です。

メリットが大きい人、少ない人。

次に、“ふるさと納税”することでメリットが大きい人について解説していきます。

【メリットが大きい人】

・「お礼の特産品をもらう事を魅力的」と思う人。

・税金をたくさん納める中で、税金の減らし道が他になく、せっかく払うなら何かに使いたいなあと思う人。

では反対に、メリットの少ない人はこんな方。

【メリットがない人】

・住宅ローン減税をフルに使っていて、納める税金が少ない人。

・もともと納める税金が少ない人。

・お礼の特産品に魅力を感じられない人。

会社勤めの方の場合、住宅ローン減税を使用していない方や「税金の使い道が他にあったらいいのになあ」と思う方、「税金で払うよりも使い道を指定したり特産品が欲しい!」と思う方にはとてもいい制度と言えるのではないでしょうか。

ちなみに2015年からは制度も変わり、更にふるさと納税をしやすくなったので、こちらも注目です!

今年からの変更点。

2015年から“ふるさと納税”は、更にパワーアップしました!

【寄付できる金額が2倍に!】

2015年の3月までは住民税のおよそ1割程度だった控除額が2割程度まで増えました! 去年よりも多くの額が“ふるさと納税”できるようになったのです♪

【確定申告も不要に!】

実は今までの“ふるさと納税”、「確定申告」をしなければいけなかったため、会社勤め(給与所得者)の方で普段は会社が年末調整をしてくれていた方には「面倒!」とそこで躊躇する方も多かったのです。しかし、2015年4月以降に初めて“ふるさと納税”をする人で、5つ以上の地方自治体に寄付していなければ確定申告もしなくてよくなったのです!

「確定申告」しなくてよい場合の“ふるさと納税”の申し込みは簡単。

“ふるさと納税”に申し込む。

寄付をする。

「ワンストップ特例制度申請書」を送付する。

あとは特典がくるのを待つだけ♪

すると、翌年勝手に住民税を控除してくれます。

今年からより簡単となり、寄付できる金額も2倍となった“ふるさと納税”。これらのメリット、デメリットを理解した上で「自分自身で使い道を選んで納税もできるのだったら嬉しい!」という方には、とてもわくわくする制度ですね。制度をしっかりと知ることで、お得なことや選択肢が増えるのは嬉しいメリットとなるのではないでしょうか。

次回は、こちらも2015年ならではの制度、「実は聞きたかった! ふるさと旅行券って何なの?」についてです。

以上、【人生ときめく♡はぴマネレッスン】vol.8でした。

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