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宝さがし気分で訪れたい。キッチュで愛くるしいアジアン雑貨店「PHITSANULOK」

  • 2015.7.21
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大阪・堀江の「PHITSANULOK(ピサヌローク)」はよく目にするエスニックなアジアンショップとは一味違う雑貨がそろうお店。タイ・ベトナム・中国などからオーナーがセレクトした雑貨や食器など、どれもキッチュなアイテムばかりです。

クスッと笑わせてくれる、ユニークなアジアン雑貨たち

JR難波駅から歩いて10分のおしゃれなカフェやショップが集まった堀江エリアに「PHITSANULOK」はあります。黄色にペイントされた壁のお店の、大きなガラス窓から見える色彩豊かなアイテムにひかれて、道行く人々が思わず覗き込んでいきます。

「PHITSANULOK」は、タイ・ベトナム・中国などの国からセレクトしたアイテムがそろうアジアン雑貨店。よくあるアジアンショップと違うのは、オーナー独特の目線でキッチュなものを選んでいるから。「キッチュ」とは本来"まがいもの"や"俗っぽいもの"を意味しますが、そこには人々を魅了する愛くるしさがたくさん詰まっています。

店内には文房具やファッション雑貨、食器など幅広いアイテムがギュッと並べられていて、珍しい色合いやイラストが描かれたユニークな品々に思わず笑みがこぼれます。 こちらではアジアのおみやげショップで売っているものではなく、その国の人々が日常で使っているものを多く取り扱っています。日本の日用品はシンプルで機能的なものが多くありますが、アジアの日用品には柄や絵が派手に描かれ、一体どんな用途に使うのかわからないこともあるのだそう。壺のような形のカラフルなおまるなど、「機能的で便利」なだけではなく「装飾がたくさんで元気が出る」ものを大切にするその遊び心が、アジアの魅力のひとつですね。

人気商品は幸せを呼ぶとされている「ダブルハピネスシリーズ」。「喜び」という漢字を2つ並べて「二重の喜び」を意味し縁起が良いとされているこのマークは、お祝い事に使われるなど中国圏ではあらゆるところで見られるそう。知っているようで知らない文化のことも、このようなかわいいアイテムを通して知ることができるなんて、なんだか楽しいですね。

少数民族が作った、ハンドメイドのアイテム

オーナーは、タイ・ベトナム・中国の山岳民族が作る色鮮やかで細かい刺繍が施されたクッションやポーチ、靴なども市場で直接買つけています。なかには直接声をかけ、オーダーメイドで作ってもらっているものもあるのだとか。また、その少数民族が使っている生地やチロリアンテープ、アップリケにチャームなどのかわいらしい素材も販売しているので、ハンドメイドでオリジナルアイテムも作れますね。

アジアの人々の遊び心に元気をもらいましょう

オーナーの近藤さんと浦野さんは小学校からの友人。2人でアジアを旅して、地元の市場にある見たこともない不思議なものに魅了され、このお店をはじめました。「PHITSANULOK」にある遊び心の詰まったアイテムは私たちの心を元気にしてくれます。

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