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PMSの対策は? 女性約100人に聞いた「月経前症候群の症状と対策」について

  • 2021.10.14
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月経に加え、それに伴うPMS(月経前症候群)に悩まされている人も少なくありません。そして、その症状や期間、対策の有無は人それぞれ。anan Beauty+ clubのメンバーにPMSの症状とその対策について聞いてみました。

PMSの症状と期間、対策について

anan Beauty+ clubのメンバーにPMS(月経前症候群)の症状と期間、その対策についてリサーチしました。
※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

PMSは月経のある人全員に生じるものではありません。まずは、PMSの有無について聞いてみました。

なんと9割以上の方が、何らかのPMS症状を感じているようです!

具体的な症状は…

症状は多岐にわたっています。また、その他は…

「胸の張り」(33歳・専門職)
「体がむくむ」(30歳・その他)

というものがありました。

具体的な症状と期間を聞いてみました。

「生理1週間前くらいから肌荒れがひどく、ニキビができる。そして、生理3日前くらいから眠さ、頭痛、イライラ、落ち込み、怠さ、食べすぎが発動。特に怠さが酷く、在宅ワークだと仕事がはかどりません…これらの症状に生理2日目くらいまで悩まされますが、生理後半になると元気になりはじめ、気持ちがキラキラします」(29歳・会社員)

「生理が始まる2日前くらいからイライラして肌が荒れ、食欲が増します。また、ちょっとした動作で立ちくらみを起こすことも。生理前日~生理2日目くらいまでは、異常な眠気があり、起きている間はずっと眠たい状態です。座って事務的な仕事をしていると、眠気に負けてしまい、気づいたらハッと目が覚めることもあります」(32歳・会社員)

「頭痛や腹痛で動けなくなることが多々ある。大体生理2日前くらいから生理3日目まで続く」(33歳・会社員)

「生理1週間前くらいから、腰痛、イライラ、食欲増進、気分の落ち込み、眠気、怠さ等が日替わりに生理3日目くらいまで続く」(38歳・自営業)

多くの方が月経開始後もその症状に悩まされているようです。では、これらの症状に対して何か対策はしているのでしょうか?

その対策とはどのようなものでしょうか?

「GABAのサプリを飲んでいる」(31歳・主婦)

「デザートやお酒など、プチ贅沢をして自分を甘やかす」(39歳・会社員)

「婦人科を受診して、漢方を服用し以前より症状は和らいでいる気がする。また、体を温めたほうがいいと言われ、生理前から冷えには気をつけるようにしている」(38歳・専門職)

「PMSの症状は、メンタルの不調と食欲増加。食欲を抑えるとイライラが止まらなくなるので、その時期だけは何でも好きに食べて良いことにしています。イライラする頻度は少なくなったかなと思います」(29歳・会社員)

「命の母ホワイトを飲む。メンタルを落ち着かせるアロマオイルをかぐ。ハーブティーを飲んでから寝る。かなりメンタルが落ち込むので、相当対策をしているほうかなと思っています」(25歳・会社員)

病院へ行く、サプリメントを飲む、薬を飲む、自分を甘やかす、とその対策は人それぞれ。
また、対策をしていない方の理由を聞いてみました。

「その時によって出る症状が変わるから我慢して過ごす」(31歳・会社員)

「面倒。耐えようと思えば、耐えられるので」(33歳・会社員)

「時が解決してくれるから」(24歳・会社員)

「病院に行くか検討したことがあるが、このような症状を何といえばよいのかわからず、対策できていない」(26歳・会社員)

PMSのほとんどが、月経がきてしばらくすると症状が消失していきます。終わりが見えているからこそ、数日我慢すれば…と思ってしまうのもわかります。

女性の体はデリケート

PMSの症状は我慢できる場合もありますが、もしかしたらその症状に慣れてきているのかもしれません。また、筆者の場合は、年齢やライフスタイルによって、症状は変化していると感じています。婦人科へ行くのは、時間もお金もかかります。しかし、体調の変化を相談できるかかりつけの婦人科があることは、ひとつの安心材料になることも。より多くの女性が、月経前でも快適な日々が過ごせるとよいなと思いました。

(C)Boris Jovanovic/Getty Images

文・小田原みみ

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