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『DUNE/デューン 砂の惑星』公開記念!ティモシー・シャラメの魅力をフロントロウ編集部が語りつくす【座談会】

  • 2021.10.12
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最も才能のある若手俳優のひとりと称され、2021年の超大作『DUNE/デューン 砂の惑星』では主演に抜擢されたティモシー・シャラメ。俳優としてだけでなく、ファッションアイコンとしても称賛され、“プリンス・オブ・ハリウッド”と呼ばれている彼の魅力とは? 毎月多くのティモシー情報に触れているフロントロウ編集部が語った。

ティモシーとの出会いはどの作品だった?

画像: ティモシーとの出会いはどの作品だった?

大柳編集長:ドラマ『ホームランド』で、かわいい子だなぁと思っていたのが最初の出会い。当時のティモシーは高校生だったけど、あそこまで透明感のある男の子って珍しいので、そこから注目していたかな。

K編集部員:ティモシーが在学中にインタビューコーナーに登場したコロンビア大学の学校新聞を読んだことがあるのですが、『大学には授業よりも演技に活かすための人生経験を積むために来た。子役出身の自分がずっと業界というバブルの中にいたら参考にできるものがない』と言っていて、なんて昔からしっかりした子なんだって驚きましたね。ちなみに、演技に専念せず大学に進学する決断の背中を押してくれたのが『ホームランド』の主演クレア・デーンズだったと、このインタビューで言っていました。

大柳編集長:クレアも若い頃に業界入りした後、一度演技から離れて、イェール大学に行ってたもんね。KさんとYさんはどの作品が初めてだった?

K編集部員:私は『レディ・バード』でした。若手の逸材であるシアーシャ・ローナンとのシーンでもオーラがすごくて、“ああこれは人気でるわ”って思いましたね。

Y編集部員:ティモシーは個性と存在感がありすぎて、どの映画で知ったというより、いつの間にか知ってたって感じなんですよね。『レディ・バード』を見た時に、“あ、またこの子だ”と思ったことは覚えてます。とにかく確立された雰囲気と個性がある子だなと思っていて、当初から「この子は売れるよね」って思ってました(笑)。

K編集部員:フロントロウのツイッターでの人気投票によると、『君の名前で僕を呼んで』、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』、『ビューティフル・ボーイ』という順位でした。やっぱり『君の名前で僕を呼んで』が人気ですね。

大柳編集長:『君の名前で僕を呼んで』と『レディ・バード』の公開時、ティモシーは若干22歳だったけど、22歳とは思えない演技力と神秘的なルックスは、鑑賞後にも記憶に残る俳優だったよね。そして今でもまだ25歳!

Y編集部員:『君の名前で僕を呼んで』は、完璧なキャスティングでしたよね。でもSF映画というジャンルである『DUNE/デューン 砂の惑星』で、地球じゃない惑星を治める家の後継者という役どころもぴったりすぎると思っています。

新作『DUNE/デューン 砂の惑星』についてどう思う?

画像1: ©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

K編集部員:ティモシーのアップがすごく多くて、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督はティモシー・ファンだなと思いました(笑)。ティモシー・ファンによるファンのための映画と言えるので、ティモシー・ファンの方は期待して見に行って良いと思います。

Y編集部員:よくよく考えると、これだけ人気のティモシーなんですが、これまではミニシアター系で放映される作品が多かった。その事実に驚きますが、『DUNE/デューン 砂の惑星』はIMAXを念頭において制作された作品ですし、そのド迫力の映像に飲み込まれながら、ティモシーの姿も堪能できるって、ファンにはたまらないですよね(笑)。

大柳編集長:美しく広大な砂漠に、ティモシーの演技とルックスが映える大作映画。スペクタルアドベンチャーといえど、リアルな人間描写も見どころで、権力や裏切り行為、愛情や友情などを考えさせられた映画だった。大迫力の映像美なので、IMAXでの鑑賞をぜひおすすめしたい。

画像2: ©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

ファッションアイコンとしてのティモシー

画像1: ファッションアイコンとしてのティモシー

大柳編集長:この年齢でトム・フォードのスーツをクールに着こなすのは凄いこと。ルイ・ヴィトンのメンズを手掛けるデザイナーのバージル・アブローもティモシーのスタイリッシュな着こなしを絶賛するほど、ファッション界でも注目度が高いからね。

K編集部員:ティモシーは本当にスーツが似合いますよね。私としては、わずか数年での“グロウアップ(※魅力アップするという意味)”に驚かされ続けています。昔のスーツ姿もやんちゃで可愛かったですけど、ファッション面でのコラボレーターであるハイダー・アッカーマンに出会ってからのティモシーは一気にプリンス感が増して完成された感じがします。

画像2: ファッションアイコンとしてのティモシー

大柳編集長:進化というと、私服でもそれは見られるね。最近はカラフルなアイテムをストリートテイストに落とし込んで着こなしていて、私服でもセンスの良さが見える。

画像3: ファッションアイコンとしてのティモシー

Y編集部員:ファッションが好きでも、それを1つのスタイルに落とし込むのは難しいことですし、自分を表現する手段として使いこなすのはさらに難しい。それが出来ているティモシーのセンスはすごいですよね。

やっぱりあの人柄

画像1: やっぱりあの人柄

Y編集部員:ティモシーの性格が良いのは、見ているだけで分かりますよね。そしてただ優しいだけじゃなくて、きちんと物事を考えたうえでの誠実さなので、尊敬します。ハリー・スタイルズと男らしさとはなにかについて語っていたインタビューは、次世代の男性2人の姿勢に希望を感じることができました。

K編集部員:本当にそう。女性にモテモテだけど、シアーシャ・ローナンやゼンデイヤなどとも非常に深い友情を築いている。フェミニストであるこの2人に絶賛されているあたり、女性をリスペクトするからこそモテる男性なのでしょう。

大柳編集長:撮影現場では人懐っこく、優しい性格で人気者というのをよく聞く。とある飛行機で、エコノミー席に偶然乗り合わせた女性ファンに神対応して、彼の方からセルフィー撮りたいかと聞いてくれたという話が素敵。

画像2: やっぱりあの人柄

K編集部員:メットガラの時はインスタでのライブ配信が話題になりましたが、ホテルから徒歩で行ったのもティモシーらしいなと思いました。当然、気づいたファンですごいことになって、本人は一緒に写真撮ったりしてましたが、さすがに遅れるってことでセキュリティにつれていかれてました(笑)。キアヌ・リーヴスに近いところを感じるのは私だけでしょうか?

Y編集部員:ファッションは真逆と言っても良い感じですが、キアヌ感は分かります(笑)。

さまざまな分野でカリスマ性を発揮するティモシー。現時点でのキャリア史上最大の大作映画である『DUNE/デューン 砂の惑星』は10月15日(金)日本公開。(フロントロウ編集部)

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