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読める人も結構いるかも〜!【玉響】この“ちょいムズ漢字”あなたは読める?

  • 2021.10.10

キレイな漢字が並んだ「玉響」。 サラッと読めそうですが、読むのに少し苦戦する漢字です。 なんと読むのか早速みていきましょう。

(1)「玉響」の読み方

「たまきょう?」「ぎょくきょう?」などと読んでしまいそうな「玉響」。 残念ながら、これらの読み方ではありません。 「玉」の部分は「たま」と読みますが、「響」の部分が少し難しいです。 正解は「たまゆら」と読みます。 キレイな漢字だけに、読み方もキレイで可愛いですね。 (『広辞苑』より)

(2)「玉響」の意味

「玉響」には、主に二つの意味があります。 一つ目に、「ほんのしばらくの間。一瞬。一説に、かすか」 二つ目に、「草などに露を置くさま」です。 意味からも、キレイな感じが伝わります。 しかし、「一瞬」や「かすか」は普段よく使う言葉であるものの、聞いたことはないですよね。 (『広辞苑』より)

(3)「玉響」は万葉集がもと!

昔からある言葉であるものの、ほかとは少し違う「玉響」。 じつは、万葉集の和歌から誕生した言葉になります。 「玉響」がでてくる和歌があり、「玉響(たまかぎる)」を「たまゆらに」と読んだことで「たまゆら」がうまれました。 なぜ「たまゆらに」と読んだのか、そこには意味があります。 玉が触れ合ってかすかに音を立てるという意味があり、そこから「たまゆらに」に。 かすかに音を立てることから転じて、「かすか」や「一瞬」などの意味が派生したのです。 今では、たくさんの言葉が詩からも誕生しています。 しかし、玉響が誕生した当時では珍しかったのではないでしょうか。 (『広辞苑』より)

(4)「玉響」の使い方

話し言葉・書き言葉同様、ほとんどみられない「玉響」。 どのように使うのか、最後に使い方をご紹介しますね。 「子どもとして過ごす時期は玉響。だからこそ、多くのことに触れさせたい」 「お金を使うことは玉響であるものの、貯めるのは時間がかかる」 「楽しい時間は玉響に過ぎるが、切り替えて明日からまた頑張ろう」 (『広辞苑』より) 美しい響きの「玉響」。 趣のある言葉であるため、使うだけでいつもの会話もランクUPすることでしょう。 大人の言葉として、ぜひ使ってみてください。 (恋愛jp編集部)

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