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【藤崎】就労支援施設ってなに?福祉について知ろう!

  • 2021.10.10
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皆様ごきげんよう。週末アップ担当?の、特派員REIです。いつもお騒がせ、お笑い記事ばかりの特派員なのですが・・・今回はちょっとは真面目にお勉強しようと思い、福祉サービスのレポートをさせていただきたいと思います。どこかでお悩みの方のお役に立てると幸いでございます。よろしければちょっとの間、お付き合いくださいませ。

…この時代の世の中、色々な問題がありますね。どんな人であれ気分が落ち込むことがあると思います。その中でも100人に約6人が「うつ病」になるそうです。

うつ病だけでなく、不安障害やADHDなどの発達障害があるとやはり普通には生きにくく、仕事もできなくなったり、探しにくかったりする世の中なんですよね。そんな症状が出たら(そんな障害の方に)是非、行って頂きたいところがあります。それがここの所よく聞くようになった【就労移行支援事務所・自立訓練事業所】というところです。

そもそも、それって何なのよ?

今回お話を聞かせていただいたのは福岡市早良区高取にある自立訓練・就労移行支援事業所 「ルームズ ワークライフ藤崎」さんです♪ 能登谷さん、柳さん、松尾さんが楽しく詳しくお教えくださいました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

繰り返しになりますが。うつ(心の風邪とも言われている誰でもかかりうる症状)や発達障害、ひきこもり、などのコミュニケーショントラブルをお持ちの方には、今のこの世の中はとても生きにくい状況です。(一般就職を目指してもなかなか難しいのが現状。)

そういう方々が「困った!」という事が起こった時、いったい誰に、そしてどこで相談していいのかがわからないと思います。そんな時に思い出していただきたいのが、就労移行支援事業所なんですね。

これは福岡市がおこなっている福祉サービスで、65歳までなら誰でも使うことができます。なんでも相談できる場所といっても過言ではないと思います。ここには心理カウンセラーさんも常駐していらして、とにかく話を聞いて寄り添ってくれるんです。自分に自信がなくなった、人間関係に自信が持てない、などとにかく誰にでも日常で普通に起こりうるコミュニケーション方法のトラブルに対する対応を一緒に考えてくれ、就職できるまでサポートしてくれ、就職に必要な勉強ができる所なのですよ。

マラソンに例えてイメージで言うと、ハローワークは「はい、ここがゴールですね」という感じで、就労移行支援事務所は「ゴールまで頑張って一緒に走りましょう!アフターフォローもしますよ」という感じ?ふむふむ、心強いですね。

ちなみに給食(お弁当)は自己負担200円で食べられるそうです。これも助かるサービスだわ!

こんな場所ですよー

全室、窓も多くてとても明るい室内です。

ここでは、作業や勉強は一人一人まったく違うので、個人で作業したい方へのスペースもちゃんとあります。開放的な窓辺で、作業もしやすいですね~。

出典:リビングふくおか・北九州Web

簡単な楽しい軽作業からがっつりパソコンやビジネスマナーなどまで幅広ーく学習できるとのこと。軽作業では、お習字だったり、レジン細工だったりドライフラワーだったりと、まずは楽しむところからスタートです。いろいろな道具がきっちりセットされていました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

こちらは一升瓶の蓋を使って、マグネットを制作する作業の成果!! わーーー これは着眼点がすごいです! さらにこれだけの蓋を集めるスタッフの方々の熱意にも驚きました。酒屋さんに帰ってくるのはボトルのみで、蓋はついてないことがほとんどでしょう!? 地味に縁の下で凄いことをなさってるのが伝わってきます。

出典:リビングふくおか・北九州Web

こちらのソファー席では、面談の練習をしたり、複数でのセッションをするときに使われるとか。実際の企業での面接を想定してトレーニングするんだそうです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

こちらは広いお部屋。(ちょうどお昼時に皆様失礼しました)講義やグループでのお勉強はここで。感染対策もバッチリしてありますよ。

出典:リビングふくおか・北九州Web

こんな感じで、とてもアットホームで過ごしやすい雰囲気の場所でした。

「困った!が、私たちの本業です!」とおっしゃるのが能登谷さん。 周りに必要な方がいらしたら、ちょこっとこの記事を思い出していただけたらその方のお役に立てるかもしれません。

「ルームズ ワークライフ藤崎」 住所:福岡早良区高取2-1-15 ロマネスク高取2F 定休日:日祝、年末年始、お盆、土曜不定休 電話:092-836-8477

今回は、真面目にお伝えできて、ちょっとホッとしている特派員REIでした。

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