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【2021年10月号】楽天証券 人気ファンドランキング トップ10

  • 2021.10.7
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2021年9月、楽天証券で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」の概要

楽天証券の9月販売額ランキング1位は、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」だった。同ファンドは、米国を代表する株価指数であるS&P500種株価指数(配当込み・円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンド。8月末時点における騰落率は、以下の通り。

1カ月 3.0% 3カ月 8.2% 6カ月 23.0% 1年 36.4%

S&P500種株価指数は9月2日に4,545.85ポイントをつけ、過去最高値を更新した。S&P500種株価指数は8月まで7カ月連続で上昇しており、個人投資家の人気も高い。ただ、9月は4,307.54ポイントで取引を終了し、月間で4.8%の下落となった。米国ではインフレ懸念が高まっており、株式市場に弱気の見方が増えている。10月以降もS&P500種株価指数を対象にしたインデックスファンドへの資金流入が続くかどうかに注目している。

全体を見て:ランキング上位には海外株式型ファンドが多い

楽天証券では、9月も海外株式型ファンドの人気が高い。2位の「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は、「CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)」に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。「CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)」は、米国株式市場の大型株から小型株までを網羅した時価総額加重平均型の株価指数で、約4,000銘柄に分散投資できる。S&P500種株価指数よりも幅広い銘柄に投資するので、よりリスクを抑えた運用が可能だ。ただ、米国株式市場はインフレ懸念による長期金利上昇から、9月に入って売りが優勢の展開になっている。10月以降も、同ファンドのような米国株式市場を対象にしたインデックスファンドへの資金流入が続くかどうかに注目だ。

ここに注目:日本株を対象にしたブル・ベアファンドが人気

日本株を対象にしたブル型(強気)ファンドが2本、ベア型(弱気)ファンドが1本ランクインしている。日経平均株価は、8月20日に26,954.81円の年初来安値をつけたが、その後に急上昇。9月14日には30,795.78円の年初来高値をつけている。今年の日経平均株価は値動きの乏しい展開が続いていたが、8月下旬から大きく上昇したので、楽天証券では短期の値幅狙いでブル型ファンドを買った顧客が多かったと考えられる。また、年初来高値を更新したことから、株価が下落すると利益になるベア型ファンドにも資金が流入した。9月後半から日経平均株価は下落する展開になっているが、10月以降もブル型・ベア型ファンドがランクインするかどうかに注目している。

山下 耕太郎/金融ライター/証券外務員1種

一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011

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