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編集部と読者が手相術の世界を覗き見。自分の手がもっと好きになる手相術体験

  • 2021.10.6
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Harumari TOKYO読者と編集部員がいま気になることを体験する読者エディター企画。占い特集のローンチに合わせて「手相術の世界」をテーマに体験企画を実施した。参加してくれたのは、普段からタロットカードを取り入れるなど占いリテラシーが高い読者、くるみさん。終わった後に「自分の手が好きになった」とポジティブなコメントをくれた体験の様子をレポートする。

手相は生もの、常に変化していく

手相術を教えてもらうのはこちらの企画でもお話をうかがった手相観のゆきまるさん。取材では「手相と心と身体」の関係について話を聞いたが、この体験ではより実践的に手相の世界を教えていただく。参加してくれたのは、西洋占星術や数秘術、タロットとこれまでさまざまな占いを体験したことがあるという、くるみさんだ。占いリテラシーが高いくるみさんだが手相術は経験したことがないため、エディター企画に応募したという。

はじめに、ゆきまるさんから手相の簡単な考え方を教えてもらった。

「手相は生きている限り常に変化し続けます。今回、事前にくるみさんの手相を写真でいただきましたが、これは撮影時の手相であって、今日に至るまで手相が変化している可能性もあります。今回は直接お会いできないので、いただいた手相写真から読める範囲で一緒にリーディングしていきましょう」(ゆきまるさん)

「手相術は線を読むイメージがあった」というくるみさん。しかしゆきまるさんによると、手の形・肉付き・色・ツヤなども含めて総合的に手の状態を読んでいくのが手相術なのだそうだ。それを聞いてくるみさんは「手相についての見方が変わりそう!」と強く興味を示していた。

第一印象から手相全体のイメージを読む

まず、事前に提出していただいたくるみさんの手相の画像を見ながら「手相とは何か」をテーマに、いろいろなことを教えてもらう。ゆきまるさんから手相のイメージについて聞かれたくるみさんは「今の自分を表すもの、というイメージがあります」と回答。くるみさんがいうように、さまざまな占い方法があるなかで、実際に目で手全体の状態を見て実感を持ちながら読んでいく手相術は他の占いと比べると腑に落ちやすいように思える。

続いて、くるみさんの手を使ったリーディングを始めるにあたって、ゆきまるさんから手相術のテクニックを教えていただく。手相を読む時は、「第一印象で感じることや人間が誰しも持っている直感が大事」だそうだ。それゆえ、第一印象だけでも手相はある程度読むことができるという。

ちなみに、ここでいう第一印象とは、一般的に手相というとイメージする「線」だけでなく、手全体の形・肉付き・色・ツヤなども含む。さっそく自分の手に対して「ずっと丸っこいなと思っていました、あと手がそっていて柔らかいんですよね」とくるみさん。手に対してどちらかというとネガティブな印象だったくるみさんだが、ゆきまるさんいわく、「指の柔軟性から、フレキシブルで発想力が豊か」であるという個性が読めるそうだ。

続いて手のひらの線を読んでいく。ここでもゆきまるさんに教わった「手相は第一印象を大事にする」というアドバイスに従ってまずは直感で感じたことを素直にいってもらう。くるみさんが思う自分の手相の第一印象は「線が多い」。これに対してゆきまるさんは、手のひらのラインは大きく分けて、シンプルなタイプと細かいタイプの2通りだと解説をする。前者は伸び伸びとした感情表現を、後者は心のひだで感じるような繊細な感覚を持っているということで、くるみさんには思い当たることがあるそうで共感していた。

自分で運命線を読むことにチャレンジ

全体の印象についての次は、本日のメインテーマである線の細かい読み方に移る。まずはお手本として、ゆきまるさんにくるみさんの過去に関することをリーディングしてもらった。「くるみさんの右手(社会での生き方を表す手相)には、26歳に至るまで2本の「運命線」が現れています。1本は自分の意志と実力で歩んできた運命線、そしてもう1本は周囲の人たちからの愛とサポートに恵まれてきた運命線」だそうだ。

そんな先生の手相術を参考にしながら、今度はくるみさんが自分で未来をリーディングする番に。「小指から出ている斜めの運命線のほうが、もう一本の運命線のより濃くなっていく」とゆきまるさんに印象を伝える。「濃くなっていくということは自分の人生がより充実していくということを表しているのでは!?」と予測したくるみさんに対して、驚くゆきまるさん。くるみさんの予測は見事的中していたみたいで「くるみさんはリーディングセンスが高いですね。素晴らしいです!」とゆきまるさんは大絶賛していた。

手相を理解することがポジティブになれるきっかけに

手相の考え方や読み方をしっかり教えていただき体験も終盤へ。体験が終わる頃には、くるみさんの手相のリーティング能力もだいぶ板についてきたようだった。ゆきまるさんからさまざまな知識を吸収し、手相に関するイメージもだいぶ変わったようだ。

「これまで自分の手があまり好きでなくて写真を撮ることが嫌いでした。でも、ゆきまるさんの手相術で手の質感や形状も含めて総合的に見ていただき、自分の手から柔軟性があるパーソナリティだということを評価していただいたのでポジティブに捉えられるようになりました。自分の手が好きになれて嬉しい体験でした」(くるみさん)

くるみさんがいうように、手相を少し読めるようになるだけで考え方や生き方がポジティブに変わる。思考やそれに伴う行動から手相が作られるといわれるように、ポジティブな考え方をキープできていれば、手相もどんどんよい方向に育てていくことができそうだ。

ゆきまる/手相観
10代より手相に興味を持つ。音楽業界で仕事をするも、いつの間にか好きが高じて手相観となる。これまでに著名人、文化人などの手相を多数鑑定。また執筆活動、手相講師としての活動、TV出演などを経て現在に至る。著書に「手のひらで心が読める 西洋手相占い」(説話社)、「手は物語る キロ 手相の書」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、「“パッと見”手相占い」(講談社)、「リアルにあたる!ハッピー手相占い」(池田書店)などがある。
手相観 ゆきまる公式サイト https://yukimaru.jpHarumari Inc.

取材協力:ゆきまる
撮影:浦将志

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