【那須塩原】木々の緑とスッカンブルーが目にも鮮やか「スッカン沢」

こんにちは。地域特派員のma-bonです。今回ご紹介するのは、「スッカン沢」。おしらじの滝の「おしらじブルー」と並んで、「スッカンブルー」と称される青が目にも鮮やかな景勝です。

駐車場から道を渡り、沢へと階段を下りていきます。振り返って見上げると、渓谷にかかった橋のカーブが圧巻です。

スッカン沢を流れる水は、時として青白く見えます。高原山のカルデラ跡を水源としており、鉱物や炭酸等の火山の成分が多く含まれている水が流れているからだそうです。その昔、沢の水が辛くて飲めないことから「酢辛い沢」と呼ばれ、転じて「スッカン沢」となったとか。

緑がさわやか。点在する岩が雄大です。

見どころが点在する沢沿いは、遊歩道が整備されています。沢の間際まで下りて写真を撮りたいというわけでなければ、軽装でも散策可能です。マイナスイオンたっぷり。ゆったりとした気持ちで遊歩道を歩いて行きます。

素簾（それん）の滝対岸の岩肌を幾筋にもなり流れ落ちる様が、まるで簾（すだれ）のように見えます。

仁三郎（にさぶろう）の滝最初に見つけた人の名をとって名付けられました。滝つぼに流れ落ちる滝が、白いスカートをまとった乙女のように見えることから舞姫滝とも言われます。

スッカン橋からの眺め。ここまで見に来た甲斐がありました！木々の緑と勇壮な岩々の間を流れる水。印象的な青を感じることができました。

カツラの大木栃木県内最大級の大木です。この大木の周囲をグルグルと巻くようにして、遊歩道が整備されています。

スッカン沢那須塩原市湯本塩原駐車場は15台程度（トイレは近くの道の駅で利用可）