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手首装着型の除菌スプレーがクールスイッチ押せば気分はスパイダーマン

  • 2021.10.4
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除菌スプレー「リストミスト」(画像はプレスリリースから)

新型コロナウイルス禍により、使う場面が増えた消毒液。消費者のニーズに合わせて、様々な商品が登場している。

中には手首に装着して使う消毒スプレーなど、意外な使い方の製品も発売されている。

思い立ったらすぐ噴射

アヴェクトロ(東京都江東区)は2021年10月1日に手首に装着して使う除菌スプレー「リストミスト」を発売した。市販のアルコールをタンクに入れ、上部のスイッチを押すと、装着している腕の手のひらに向けて液を噴射できる。ドアノブを触った後など、思い立った瞬間すぐに消毒が可能だ。

アヴェクトロは発表でこのスプレーについて「まるでスパイダーマン!?」とも紹介している。米映画「スパイダーマン」シリーズの主人公は、手首に装着しクモ糸を発射する機械を用いるからだ。

一般人の利用だけでなく、飲食やホテル、介護といった接客業での使用も想定している。20年11月にもクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で支援者を募り、リターン品として配布していた。今回は正式版として発売となった。価格は3200円(税別)。

内装工事などを行う「ケーズラボ」(京都市)からは、リストバンド式のスプレー「除菌ブレス」が発売されている。こちらは手のひらに向けて噴射する「リストミスト」とは異なり、手首から垂直方向に噴射される。価格は1200円(税別)。

パソコン用周辺機器を扱う「サンコー」(東京都千代田区)は、拳銃のようなデザインのスプレー「狙い撃ち!消毒液バスターガン」を発売している。充電式で電動のスプレー。2時間の充電で約30分間の連続使用が可能だ。トリガー部分が電源スイッチで、調整ダイヤルを回すと消毒液を散布し続ける。公式サイトの商品ページによると、ストレス発散にも使えるという。

さらに、「銃口」のライトが青く光るギミックも。価格は5980円(税込)。小型タイプの「狙い撃ち!消毒液バスターガンmini」3980円(税込)も販売中だ。

ドラムセットみたいな消毒スタンド

また、消毒スプレーを置き、足で下部のペダルを踏むことで噴射できる「スタンド」にも、意匠を凝らしたものが存在する。

パール楽器製造(千葉県八千代市)が発売している「ペダル式」消毒液スタンド・H-830/BSTもその1つ。まるでドラムのハイハットスタンドのような三脚式の外見で、足で踏む部分もドラムセットのペダルを模したようなデザインとなっている。価格は1万9800円(税込)。

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