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「背中を押してほしかったんだ…」妊活が不安で悩み…/卵巣のう腫が消えた#11

  • 2021.10.1
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【卵巣のう腫が産後消えた 第11話】3歳の娘いとちゃんと、2歳の息子うりくんを育てているわさびさん。実はいとちゃんを妊娠するよりもっと前から、卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞)があることがわかっていました。それからの治療、妊活、そして産後までをマンガでご紹介します!

わさびです。私が経験した、婦人科の病気のお話です。

私は20歳のとき、卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞)が判明しました。それからの治療、そして妊活では、いろいろと悩んだり、苦しんだり……。そんな私の治療、妊活、そして産後までをマンガにしました。再発の可能性はありますが、現在は完治しています。同じ病気の方は、けっこう多いかなと思うので、こういう事例もあるのだと参考程度に読んでいただけたらと思います。

※この漫画は実話に基づいた体験談です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

※チョコレート嚢胞とは、子宮内膜症が卵巣にできたものです。本来は子宮内にあるはずの子宮内膜が卵巣内にでき、生理のたびに増殖と剥離を繰り返し、卵巣の中に血液がたまります。その古い血液がドロドロのチョコレート状に見えるため、チョコレート嚢胞と呼ばれます。

正直、産むとしても、子どもは1人で十分だと思っていたので、「3人」と聞いたときには「まあ、所詮占いだしね」とずいぶん疑っていました。

さらに妊娠のタイミングを聞いて「それはないでしょ」と。

このとき、まだ低用量ピルを飲んでいてすぐに服用をやめたとしても、排卵は2カ月くらいこないんです。なので実質、2月までに妊娠が判明するとしたら、12月か1月くらいしかチャンスはないわけで。

以前妊活したときに、半年間挑戦して妊娠できなかったので、そんなにすぐに妊娠するわけないと思っていたんです。なので、おじいさんの話はふんふん、と受け流しておりました。

「あなたには道が2つあった」と言われたとき、そりゃ「結婚する」か「しない」かだから、普通のことじゃない?って一瞬思ったんですが、おじいさんが言うのは「一生結婚しない人生」か「結婚して子どもがいる人生」かの2つという意味で……。

私はきっと子どもを作らないという人生を選択しないであろうと読まれていたのではないかなと思います。……深読みしすぎかもしれませんが。

私も心の中で「子どもが欲しい」とは思っていたのですが、うまく前に進めなくなっていたので、おじいさんの背中を押してくれる言葉はとても響きました。

※以前この占い師さんのことを書いたら、「どこの占い師さんか教えてください!!」というDMが殺到しまして。もうずいぶん前のことですし、この占い師さんもだいぶ年配の方だったので、もうさすがに同じ場所ではやっていないと思います。そういうDMがきても、お伝えできかねますのでご了承ください。

監修/助産師REIKO



著者:イラストレーター わさび

3歳の娘いとちゃんと、2歳の息子うりくんの年子育児をしています。ほのぼのとした何気ない日常や呟き、育児の葛藤などを描いています。

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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