愛されたいのに、どうしていつも都合の良い女で終わってしまうの？

みなさん、こんにちは。栗原達也です。僕は新宿の母の「二代目」として新宿伊勢丹横でいつも占っています。毎日色んな人が相談に訪れるけれど、その中でも「都合のいい相手にならないためには、どうしたらいいか」について、いつも伝えている言葉をみなさんにも贈りたいと思います。

深く愛し愛され、周囲からも祝福されるような恋愛…こんなしあわせな恋ができるならば、どんなに楽しいだろうね。でも、好きになった相手から大切にされない、いつまでもセカンドのまま、という状況に陥っている人も多いんだ。

その場合は、相手から本当に愛されているのか不安になるし、いつまでも気持ちが満たされることはないだろう。

そんな都合のいい相手にならないためには、まず自分に自信を持つことが大切だよ。都合のいい相手になりやすい人には共通点がある。まず、相手の言いなりになりやすいこと、押しに弱いこと、女性の場合はすぐに身体を許すこと。

大体、このような特徴があるよ。そして、その裏には「自分には価値がない」という思いが隠れているといえる。だから、ひどい扱いをされても、自分を愛してくれる相手をつなぎとめようと、ひたすら尽くし、相手の言うことを何でも聞いてしまうんだね。

でも、一生懸命尽くしても、相手の態度が変わることは少ない。むしろ、どんどんつけあがってしまう方が多いだろう。「相手に嫌われたくない」とおどおどしていたり、顔色をうかがっていたりすると、不思議と相手に伝わってしまうものなんだ。

そして、いちいち気をつかわれていると、相手も疲れを感じてしまうし、甘えが出てきて「ぞんざいに扱っても好きでいてくれるから大丈夫」と思ってしまう危険性があるよ。

君は都合のいい関係にとどめておこうとする相手を、非難したくなるかもしれないね。でも、僕は本当の意味での悪い男性、女性というのはいないと考えているんだ。都合のいい恋に陥ってしまうのは、片方だけに原因があるわけではない。

そのような相手を選んだ自分にも、元凶があるんだよ。たとえば、単に経験不足だったり、「モテる相手を自分だけのものにしたい」という欲があったりするはずだ。そこに、つけこまれてしまうんだよ。

だから、都合のいい相手にならないためには、自分の中にある満たされない部分や、欲望をしっかりと見つめることが大切だ。自信を持てれば、自分をぞんざいに扱う異性なんてこちらから願い下げだ、と思えるようになるし、未来が見えないと思った時点できっぱりと別れることができるだろう。

都合のいい相手になるか、しあわせな恋をするかはすべて自分の気持ち次第だよ。

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人生交差点の占い師 栗原達也 波乱万丈の半生で鍛え上げた的中眼

(栗原達也)