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メインキャラ揃い踏み!『100日の郎君様』の4人が織りなすラブライン

  • 2021.10.1
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9月29日からテレビ東京系で始まった『100日の郎君様』は、9月30日に第2話の放送があった。

この第2話は『100日の郎君様』でも特に重要な回であり、ド・ギョンスが演じた世子(セジャ)のイ・ユルが刺客たちに襲われて、崖から転落してしまう。しかし、彼は村人に助けられて、ウォンドゥクとして生まれ変わっていく。

さらに第2話が重要なのは、このドラマのメインキャストの人物像が明確になってくるところだ。

イ・ユルは子供のとき悲劇に見舞われてから心を閉ざし、国王となった父親とも対立していく。序盤はイ・ユルが常に不機嫌になっている理由が明かされるのだが、村人のウォンドゥクになってからは、別人のように性格が変わる。そうした変化は第3話以降にますます顕著になり、ド・ギョンスが演技で本領を発揮していく。

また、ヒロインのナム・ジヒョンは、ホンシムという村の娘を快活に演じている。結婚命令に歯向かっていると、土地の有力者から妾になれと強要されるのだが、勝ち気に反発する姿が本当に愉快だ。第2話のラストで、イ・ユルから生まれ変わったウォンドゥクがホンシムの夫になることが予告されたが、彼女がどんな夫婦生活を営んでいくのかが興味深かった。

『100日の郎君様』メインキャストたち
格好の飛躍台

そんなホンシムに一目ぼれしたのが役人のチョン・ジェユンだった。彼はこれからもホンシムにまとわりついてくるのだが、演じているのが今をときめくキム・ソンホだ。

『100日の郎君様』が韓国で放送された3年前はまだキム・ソンホも主役級の俳優ではなかったが、現在は主役を務めている『海街チャチャチャ』が絶好調で、とてつもない人気俳優になっている。

そんなキム・ソンホが大ブレークしていく過程を実感できるのが『100日の郎君様』なのだ。彼の演技にぜひ注目したい。

さらに、イ・ユルの妻となる世子嬪(セジャビン)のキム・ソヘに扮しているのがハン・ソヒだ。この世子嬪は夫と不仲なうえに不貞をおかしていた。そんな危ないキャラをハン・ソヒが妖艶な雰囲気で演じていたが、彼女は人気作『わかっていても』でヒロインを演じたばかりで、トップクラスの女優に成長した。

このように、キム・ソンホにしてもハン・ソヒにしても、『100日の郎君様』が格好の飛躍台になっていた。

以上の4人のメインキャストが第2話で完全に揃い踏みし、ドラマは第3話以降に向けてどんどん面白くなっていった。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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