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栗原友さんの"カツオのたたき トマトサルサ"

  • 2021.9.29
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もっと簡単に手軽に魚を食べてほしいと、料理家・栗原友さんのアイデアが詰まった『ひとりぶん、ふたりぶん 刺身パックでさかなつまみ』が9月30日に発売となります。刺身を醤油とわさびで食べるだけじゃない、自由な発想で考えたクリトモ式のさかなつまみが56品。その中からイチオシレシピをご紹介します!

栗原友さんの"カツオのたたき トマトサルサ"

■簡単&時短!クリトモ式の魚料理

栗原友さん
栗原友さん

「骨があるから、内臓の処理が面倒だから、すぐ傷んでしまうからという理由で、魚が食卓に並ぶ回数は肉に比べると断然少ない。じつは私もそうでした。築地市場で働くようになって、魚は季節や産地によって、全く味わいが違うことを知りました。皆さんにもぜひ知ってほしいんです。でも、難しいことは置いといて!もっと簡単に手軽に魚を食べてほしいと考えたのが、刺身パックを使った魚つまみです」

刺身
刺身

料理家として活躍する傍ら、築地・波除神社前で鮮魚店「クリトモ商店」を営む栗原友さん。
醤油とわさびにツマ野菜だけじゃない、刺身を使ったバラエティな魚の食べ方を、栗原さんが披露します!

■魚料理にも野菜をたっぷり

野菜をたっぷり
野菜をたっぷり

刺身パックについている大根やにんじんのせん切りといった、刺身の添え物やあしらいじゃなく。肉料理と同じように、野菜を魚と一緒にボリューム満点に食べるのがクリトモ式。

スーパーでカツオのたたきを手にとったら、野菜も一緒に買いましょう。刻んだ野菜をたっぷりのせたらライムをギュッ!ウスターソースとタバスコをジャバジャバかけて、スパイシーな味わいが後を引くおいしさです。

■“カツオのたたきトマトサルサ”のつくり方

□トマトとピーマンの香りに、カツオがもりもり、酒がグビグビ!

◇材料 (2人分)

カツオ:6切れ(刺身用)
★ サルサソース:
・ トマト:1個
・ ピーマン:1/2個
・ 玉ねぎ:1/4個
・ パクチー:2本
・ オリーブ油:大さじ1
・ ウスターソース:大さじ1
・ タバスコ:適宜
・ ライム:1/4個(レモンでも)


(1)野菜のトッピングをつくる
トマト、ピーマン、玉ねぎ、パクチーをみじん切りにする。野菜とオリーブ油をよく混ぜ合わせたらライムを搾る。

野菜のトッピングをつくる
野菜のトッピングをつくる

(2)ウスターソースとタバスコをかける
トッピングをカツオの上に盛りつけ、ウスターソースとタバスコを回しかける。野菜のトッピングは皿に盛りきらなければ、食べながらどんどん足していくいい。

[dancyu]

――教える人

「栗原 友 料理家」

ファッション誌の編集者を経て、2005年より料理家として活動。2012年に「魚の修業をしよう」と一念発起して築地市場にある鮮魚店に5年勤務。魚捌きやまかない料理に明け暮れる日々の中で、旬の魚のおいしさに出会う。現在は水産卸売業を経営。2020年10月には築地・波除神社前に鮮魚店「クリトモ商店」を開店する。著書に『クリトモのさかな道 築地が教えてくれた魚の楽しみ方』『魚屋だから考えた。クリトモのかんたん魚レシピ』などがある。YouTubeチャンネル「クリトモ式」を配信中。


文:神吉佳奈子 写真:鈴木泰介

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