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〈CARSERVICE〉デザイナー・橋本 奎「西海岸カルチャーがぎっちり」|男のクローゼット探訪 vol.10

  • 2021.9.29
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洋服好きな男性のワードローブを細かくチェック。センスや趣味が凝縮されたクローゼットやラックはそのまま真似したくなるアイデアもあり、ただ唖然とするマニアックさもあり、とにかく楽しい!

西海岸カルチャーがぎっちり

橋本 奎
CARSERVICE デザイナー

アメリカ西海岸のオーセンティックと旧車を愛する橋本奎さんは、白Tにデニム、ローテクのスニーカーをワードローブの基本とする。そんな彼のクローゼットは、ごく普通の本棚を転用したもの。上段からTシャツ、スウェット、パンツと、身につける順番に分類。棚下の床にはランダムにオールドスクールなスニーカーが並んでいる。

「シューズはコーディネートの要。玄関に置いたままだと、その日の格好が定まらない。服と同じく、靴も目につく場所に置くのが僕なりのルールです」

ここ最近、ワードローブに古いものが占める割合がどんどん増えているそう。

「洋服も車も経年変化した味わいは、たまらない魅力がある。古着店通いが止まりません(笑)」

スニーカーは、〈コンバース〉のオールスターや〈ナイキ〉のターミネーター、〈ヴァンズ〉のスケートハイなど。西海岸のストリートカルチャーに欠かせないスタンダードばかり。

ライトアウターや冬物ジャケットは、窓際のラックにとりあえずかけておく。ロングコートの類は一切なく、ワークジャケットやスタジャンなど、ショート丈のものばかり。

特に偏愛する古着のショートブルゾン。左の〈ホロウェイ〉のスタジャンは、色も形も理想的すぎて、この冬に着倒したとか。右のレーシングジャケットは春先にヘビロテする1着。

無数に所有しているローテクスニーカーは、〈イケア〉のテレビ用キャビネットに無造作に突っ込んで収納。その下のキャップはLAドジャースやコンプトンなど、西海岸系が中心。

ラッパーのYGの〈4HUNNID〉や〈マーク ジェイコブス〉のピーナッツコレクションなど、気に入ったプリントTシャツはとりあえず入手。「結局、無地Tしか着ないんですけど(笑)」

GINZA2021年6月号掲載

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