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押入れがない部屋の布団収納アイデア6選

  • 2021.9.27
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押入れがなくて、かさばる布団を収納する場所がない・・。 押入れがなくても大丈夫ですよ! 我が家流、押入れがない部屋の布団収納実例を色々な方法で試してみました。

押入れは布団収納に適している

押入れとは、寝具・道具などを入れておく所。対してクローゼットは衣類などを入れる所。そもそも使う目的が異なります。

古くから日本の住宅にある、引き戸式の大きな押入れは、腰の高さに目一杯の棚があり、上段下段に分かれていて、奥行きもあるから重ねて布団収納しやすいですよね。ですが服が中に掛けられないため、服の収納には不向きです。
押入れって何となく古くておしゃれなイメージはないですが、大きな押入れが一つ家にあったら布団収納に困らないのになぁと思います。

 

押入れがない家は多い

我が家は4LDKで、和室は一部屋だけです。その和室の収納スペースは、押入れと呼ぶには狭い開き戸式収納のみ。押入れはないに等しい状態です。
最近は洋室のみで収納は縦型のクローゼットしかない、という家も多いですよね。
 

クローゼットは布団収納に不向きである

多くのクローゼットは縦型でハンガーパイプが設置してあり、やはり布団ではなく服を掛けて収納することを前提として作られているスペースということが解ります。
我が家の寝室は洋室なので、収納スペースは当然クローゼットです。和室まで布団を運ぶのは大変手間がかかるので、布団はクローゼットに収納するしかない、ということになります。

押入れに比べてクローゼットは、あまり奥行きがない場合が多く、また棚は背の高さよりも上の方にあり、重い布団の出し入れには不向きです。
我が家は、寝室の縦型クローゼットに無理やり、床の位置から布団を重ねて収納していた時期もあったのですが、重ねた布団が雪崩のように崩れてくる、取り出しにくい、湿気がたまりやすくてカビ生える、と散々でしたのでこの方法は諦めました。

 

布団収納アイデア~クローゼット編~

では部屋に押入れがない場合はどのように布団を収納すればいいのでしょうか。
押入れがないに等しい我が家でのアイデアをひとつづつご紹介しますね。

テーブル型収納を利用する

こちらホームセンターなどで購入できる、テーブル型収納です。ほとんどのものが伸縮式で幅を変えることができます。また、重ねて使うこともできます。

このようにテーブル型収納を利用することで、縦型クローゼットでも押入れ同様に布団を重ねて収納することができます。そしてテーブル型収納の下にも物を入れることが出来ます。
また、テーブル型収納には写真のように穴が空いているので通気性がよく、重ねた布団でも湿気がたまりにくいのがいいですよね。

布団を立てて収納する

先に延べたように、布団は湿気がたまりやすく、重ねて収納するとカビが生えてしまう危険性もあります。布団は、立てて収納することで床と接する面積が少なくなり、通気性が良くなります。また、重ねておくよりも立てた方が断然取り出しやすく使い勝手がいいですよね。
しかし布団はそのままでは立てておくことは難しいですよね。

ゴムバンドで縛って立てる

そこでこのように布団を丸めてゴムバンドで縛ることで、立てることができました。上の空間には衣類などを掛けられるので、スペースを無駄にすることなく収納することができます。

使用したのはダイソーで購入したこちらのゴムです。丸めた布団のサイズに合わせてカットしてくださいね。

着なくなったシャツの中に布団を入れて立てる

もう着なくなったTシャツやポロシャツは、家に何枚かあるものですよね。是非捨てずに活用してみてください。
写真のポロシャツにはそれぞれ、羽毛布団が入っています。男性用の服の方がより収納力があります。こうすることで、羽毛布団をある程度圧縮することができ、しかも立てて収納することができます。見た目も何だかかわいいですよね。

布団をクローゼットのハンガーパイプに掛けて収納する

クローゼットのハンガーパイプは、衣類やカバンを掛けておくだけではなく、実は布団収納にとても役立つのです。洋服を掛けておくだけではもったいない!

ゴムバンドで縛って掛ける

上でご紹介したダイソーのゴムバンドで二か所布団を縛ったら、ハンガーパイプにS字フックを掛け、そこにゴムを掛けます。
すると、重い布団も掛けて収納することができます。もちろん湿気対策としてもバッチリ。下の空間には衣装ケースなどを置けますので、スペースを無駄にしません。ちなみにこちらのS字フックもダイソーで購入したものです。

取っ手付きの布団収納袋に入れて掛ける

ホームセンターや100均ショップなどで布団収納袋は購入できますが、是非「取っ手付き」のものを選んでみてください。取っ手が付いていることで写真のようにハンガーパイプに掛けて収納できます。
写真はIKEAで購入したディムパという商品です。ディムパに関してはさらにおすすめで、大容量で丈夫な作り、また、中が見えるので何が入っているか分かる!そして一つ299円(税別)なんですよ。安い!さすがIKEAですよね。
湿気やホコリから中身を守ってくれて、掛け布団、敷き布団、毛布、といったように、種類別に分けておけるので布団収納袋って便利ですよね。

布団収納アイデア~見せる収納編~

次は、布団をどこにも「しまいこまない」という収納アイデアです。収納するスペースがないのなら、いっそのこと生活スペースに、「見せて」「使って」収納しましょう!

余った布団カバーに布団をくるんでクッション代わりに!

こちら、布団カバーに羽毛布団をくるくるっと包み込み、両端を縛って留めてあります。すると、キャンディのような形のクッションに早変わり!羽毛布団なので文句なしにふわふわの特大クッションの出来上がりです。

ちなみに両端を留めてあるのは、こちら。ダイソーで購入したシュシュです。布団カバーに合わせてブラウンのものを選びました。もしリボンがあれば、リボンで縛るのも可愛いですよね。
また、重ねた布団をゴムなどで固定して、好みの布や余った布団をカバーを掛けておいてもちょっとしたソファーのように使えそうです。

小さい布団はクッションカバーに入れる

夏用の薄い布団や子供用の小さな布団などは、クッションカバーに入れるとそのままクッションとして使えちゃいます。写真は、夏用の布団を入れているところです。

形を整えれば中に布団が入っているなんて、全く分かりませんよね。

布団をラグマットとして使う

これは、我が家の収納番外編です。
ほとんど使わない、セミダブルサイズの敷き布団を、リビングのラグマットとして使っています。カバーには、ベルメゾンの「とろけるような敷き布団カバー」を掛けています。
シングルの敷き布団だと、形が「いかにも布団!」という感じなのでラグマットとして使うには不向きですが、セミダブルやダブルサイズだと、形が近いのでラグマットとして代用できちゃいます。やはり布団なだけあって一般的なラグマットよりもちろん柔らかく、子供がまだ小さいのでお昼寝はここでできちゃうので重宝してます。
使わないセミダブル以上の敷布団があったらお試しください。

布団がソファーになるアイデア収納商品も!

まとめ

いかがでしたでしょうか。もうこれで押入れがなくても大丈夫ですよね。布団は買うのは簡単だけど、どうしても数が増えてかさ張っていき、収納に困っている方は多いと思います。
我が家のアイデアを活用していただけたら嬉しいです。

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