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【台湾】具だくさんな“豚肉とろみスープ”が大人気!台北・東門市場近く「東門赤肉羹」

  • 2021.9.26
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台北MRT東門駅前から広がる東門市場は、地元民が多く訪れる昔ながらの市場です。ローカル感たっぷりの食堂も多く点在しますが、中でも「東門赤肉羹」は人気で、常に行列ができています。名物は赤肉羹という、豚の赤身肉がたっぷり入ったとろみのあるスープ。今回はこの赤肉羹に加え、魯肉飯に煮卵、茹で野菜をテイクアウトしてみました!

台北・東門市場近くの人気店「東門赤肉羹」

東門市場周辺にはローカル感たっぷりな食堂が点在していますが、中でも常に行列ができている人気店が「東門赤肉羹(ドンメンチーロウグン)」です。筆者は過去に一度イートインで利用しようと訪れたものの、あまりの混雑ぶりに断念したことがあります。今回はテイクアウトでリベンジ!

豚肉とろみスープは麺入りやご飯入りも人気

看板メニューは豚肉とろみスープ・赤肉羹ですが、麺入りの肉羹麵やご飯入りの肉羹飯などもあります。ここのお店は魯肉飯もおいしいと評判なので、今回は赤肉羹に魯肉飯、滷蛋(煮卵)に燙青菜(茹で野菜)を注文してみました。茹で野菜の種類は4種類から選ぶことができ、今回は地瓜葉(サツマイモの葉っぱ)をチョイス。

ちょうどすいている時間に訪れることができたため、注文票を渡してからできあがりまでは約5分と早かったです。提供の際にスープを入れるお椀が必要かどうか聞かれましたが、家で食べる予定だったので、もらわずに帰りました。

スープや茹で野菜は、それぞれビニール袋に入れられています。

とろとろスープに豚の赤身肉がたっぷり「赤肉羹」

では、さっそくいただきたいと思います。

看板メニューの赤肉羹は、鰹節がきいたとろみのあるスープに、細く切った豚の赤身肉がとにかくたっぷりと入っています。豚肉は弾力があり、味がぎゅっと詰まっています。噛むたびに肉の旨味が口の中いっぱいに広がり、とってもジューシー。

細切りのたけのこのシャキシャキ感や、パクチーのピリッと感も良いアクセントになっています。こんなに具がたくさん入って50元(約200円)はコスパ高い!と驚きでした。

魯肉飯や茹で野菜もボリュームたっぷり

魯肉飯は、白いご飯の上に豚そぼろ、そして煮込んだたけのこも加えられていました。肉そぼろは脂身が少ない赤身肉が多めのタイプで、こってりしすぎず、しょうゆベースの味わいがご飯と相性抜群。煮込んだたけのこも、しっかりと塩気を感じる味わいでお肉とよく合います。ただし量がかなり多いので、2人で1つをシェアしてもちょうどよいかもしれません。

滷蛋(煮卵)にも醤油ベースの味がしっかりと染み込んでいて、これだけでもご飯がすすむおいしさです。

茹で野菜・地瓜葉(サツマイモの葉っぱ)は、醤油ベースの優しい味わいのタレがかかっています。葉っぱの部分はやわらかく、茎の部分はシャキシャキとしています。手軽にたくさん野菜をとれるのはうれしいです。

「東門赤肉羹」の料理はひとつひとつの量がたっぷりで、とにかくコスパが高いなと感じました。特に、豚肉とろみスープの赤身肉の多さには驚きです。地元民で行列ができるのも納得でした。いつか台北に来られた時には、台湾ならではの具だくさん豚肉とろみスープをぜひ味わってみてくださいね。

東門赤肉羹

住所:台北市中正區臨沂街56號

[All photos by Yui Imai]

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