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「父」でもなく「又」でもない!【乂】記号みたいなこの漢字なんて読む?

  • 2021.9.25
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文字の構成は似ているのに、読み方や意味がまったく異なる漢字は、いくつも存在しますよね。 「乂」という漢字も、「父」や「又」に酷似していますが、まったく別の読み方や意味をもちます。 そこで今回は、「乂」という文字について調べてみましょう!

(1)「乂」の読み方

冒頭でご紹介した「乂」の文字。 そもそも、「乂」をなんと読むか、ご存知ない方は多いのではないでしょうか? 日常的に使う漢字ではないため、読み方を知らない方が多いのも当然かもしれません。 だからこそ、サラリと読めれば賢い印象を与えられるはずですよ。 「乂」の読み方の正解は、「ガイ」です。 どのような意味をもつ漢字なのか、併せてご紹介します。 (『広辞苑』より)

(2)「乂」の意味

「乂」には、3つの意味があります。 1つは「草木を刈る、刈り整える」という意味。 2つ目は「治める」という意味。 3つ目は「際立って優れている」という意味です。 1つの漢字に、これだけの意味が込められているのも興味深いですね。 ちなみに「乂」の文字は、ハサミの形を表しており、「刈」という漢字の原型となっています。 (『広辞苑』より)

(3)「乂」を使った言葉

読み方も意味もわかったところで、「乂」の文字がどのように使用されているのかも調べてみましょう。 あまり見かけることのない「乂」の文字ですが、「俊乂」「乂安」という熟語に使用されています。 「俊乂」は「才徳の優れた人」という意味をもち、「英才」「俊英」の類義語に当たる言葉です。 「乂安」は「治安がよく安らかなこと」を意味します。 古くは名前に用いられることもあり、戦国武将や「三国志」の登場人物の名前にも「乂」の文字が見受けられているようです。 (『広辞苑』より) 今回は、「乂」という漢字をご紹介しました。 なかなか見かけることのない漢字ですが、いざというときに読めたら鼻が高いですね♪ この機会に、ぜひ覚えておきましょう。 (恋愛jp編集部)

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