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「家事の時間割」をつくって、自分時間をしっかり確保!

  • 2021.9.23
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慌ただしく過ぎ去る1日。何となく、思い付くままにやらなきゃいけない家事をこなしていると、バタバタしてあっという間に夜。「あ〜今日も自分のやりたかった事出来なかった〜」なんて事よくありませんか?そんな方は必見!家事の時間割をつくって、効率化を図るという方法があるんですよ。

家事の時間割って何?

「家事の時間割」なんて聞き慣れない言葉ですよね。これは、最近家事の効率化を求める上で考え出された術。関連する本が出版されたり、雑誌で特集も組まれたりして、主婦達の中にも少しずつ浸透してきているようです。

具体的に説明すると、以下のようになります。

まず、無限にある家事を自分の中で整理します。そしてそれを時間割のように日常のサイクルの中でルーティン化させて、効率的にこなしていこう、という考えです。

家事って仕事と違って誰かに強く指図されるものでも無いし、後でいいやなんて思っているとつい腰が重くなったり、忘れちゃったりしますよね。家事を時間割のように決めちゃえば、確かにこのような失敗は大幅に減らせるかも知れませんね。

早速、私も自分用の時間割を作ってみました。

家事の時間割つくりに役立つ4つのコツ

1.役立つのは、付箋

まず最初に、付箋に自分の思い付く主な家事を書き出すことから始めましょう。
なぜ付箋に書き出すか、というと時間割を決めた後にでも自由に動かせるからです。何事も最初からうまくいくはずはありません。トライアンドエラーの精神で、やりましょう。「この家事はここじゃなくて、こっちの方が効率が良いかも」と思ったら、柔軟に変えていきましょう。

2.その家事、毎日やるもの?週1でいい?

家事を書き出していくと、毎日必ずしなければ困る家事と、そうでないものがあることに気付きますね。

例えば、食事の準備は必ずするでしょう。ゴミ出しも曜日によって出せるものが決まっているので、私は大体毎日しています。小さい子どもが2人いるので、洗濯も欠かせません。

一方で、掃除は我が家ではお掃除ロボットが活躍してくれている事もあり、寝る前にそのスイッチを押せばあらかた部屋のホコリは無くなるので、自分で掃除機をかけるのは毎日じゃなくても大丈夫です。本当に文明の利器に感謝です。

平日はお仕事をしていて、週末にまとめて家事をする方もいるでしょうし、これらは人それぞれだと思います。自分の場合はどうなのか、考えてみて下さいね。
私の場合はこのようになりました。

3.絶対に外せないものから埋めていく

家事の中で、これは絶対この時間にしなければならない、というものがいくつかあるでしょう。そういうものから埋めていくと、時間割が組み立てやすいです。

私の場合は、子どもの寝かしつけは9時までにする、ということが絶対に守りたい条件です。子どもの成長を考えて、というのももちろんあるのですが、寝かせた後の自分時間を絶対に確保したいからです。慌ただしい1日の中で唯一の誰にも邪魔されない自分だけの時間。ゆっくりお茶でも飲みながらテレビを観るもよし、本を読むもよし、最近では在宅ワークに充てたりしています。この時間があるから、次の日も頑張れるんですよね。むしろ、この時間を作り出すために、家事の時間割をつくって家事をきっちり終わらせよう、という考えです。

ここでは、子どもを9時に寝かせるためには、大体18時半くらいには夕食を食べさせたいな、と逆算して考えて書き込んでおります。

4.スキマにいつでも出来るものを入れ込んでいく

あとは、スキマにいつでも出来る家事を自分で効率の良いように入れ込んでいくだけです。
私の場合は、このようになりました。日によってスケジュールが違うので、あくまで一例ですが。
下の子には、上の子の習い事に付き合わせたりなど我慢をしてもらう事も多いので、上の子が外出して居ない時はしっかり甘えてもらおうと思い、下の子と2人で遊ぶ時間は午前にしっかりと確保しております。

洗濯は、面倒でも夜にやると、しっかり乾いたり、部屋の中の加湿になったりとメリットが多いので、最近は夜やるようにしています。お風呂の湯船を使う人が居なくなったらすぐに、そのお湯を使って洗濯機を回します。洗濯機が回ってる間に、夕食をとったりすれば、夕食が終えたら洗濯も終わっている、という時短テクニックです。

ここで作りながら気付いたのですが、どうしても夕食作りが時間割にうまくはまらないのです。この流れで行くと、子どもの帰宅からお風呂までに入れるのが普通ですが、ここは子どもの習い事や外に遊びに行きたいと言い出したりなど、毎日の流れの中で変動の多い時間です。ここまで夕食作りを残しておくと、なかなか進まずに後がバタバタになってお風呂が遅れたり、自分でも焦ってイライラしてしまいます。

なるべくなら、朝から少しずつでも他の家事と同時進行で下ごしらえだけでも進めておいたり、週末に野菜を切っておく、作り置きを作る、などの工夫が必要なんだなと分かりました。
 

自分の生活スタイルによって形を変えて

家事の時間割はその人の生活スタイルによって大きく形が変わります。
早起きが得意な人は、朝に1日の家事をまとめてする朝型タイプがいいかもしれません。
平日の日中はお仕事をしている人だと、平日は忙しくて最低限の家事のみで、週末にまとめてこなす週末おまとめタイプでしょう。

お風呂に入ったらそのまま掃除、テレビを観ながら床掃除など、ながら家事が上手な人は毎日ちょこちょこタイプかも知れませんね。

大切なのは、大事な1日24時間という限られた時間を、ダラダラと家事をして過ごさないという事。ルーティン化して次にやるべきことがすぐにわかっている状態にしておくと、その無駄な時間が大きく減らせますよ。

もっと頑張れる方は、時間割を作ったのちに、「この家事は何分で終わらせる」「この家事は何時までには完了させておく」のように時間制限を設けてみて下さい。より、効率的に進めることが出来ると思います。くれぐれもあまり無理のないように、ゆとりを持った設定を。家事が嫌になっちゃったら元も子もないですからね。

家事の効率化で、充実した自分時間をつくりましょう

ここまで家事の時間割について説明してきましたが、いかがですか。

もし少しでも興味を持たれた方がいたら、是非実践してみて下さいね。
慌ただしい毎日も、少しだけでも自分の好きなことや落ち着ける時間が確保できれば、明日も頑張ろう!と思えるもの。

実りある時間を作り、輝きある毎日を送りましょう。

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