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長野の常備薬「百草丸」コヤマ薬局|レトロで新しい長野街歩きガイド vol.5

  • 2021.9.20
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歴史的な建物が多く残る門前町を中心に、それを活かした場が多々生まれている長野市。名刹・善光寺と隣接する長野県立美術館を軸に、立ち寄りたいスポットをご紹介。なかには、同美術館で展覧会「10 Mame Kurogouchi」を開催したばかりの〈マメ クロゴウチ〉デザイナーの黒河内真衣子さんが通うショップも。

長野の常備薬「百草丸」
コヤマ薬局

黒河内さんが出張へ持参するもののひとつに、長野県製薬が製造する「御岳百草丸」がある。オウバクエキスやコウボクといった和漢の生薬5種よりなる胃腸薬で、食べ過ぎや飲み過ぎをはじめとした胃の不調に対応。江戸時代より御嶽山の修験者必需品であった百草をルーツに持つそうだ。同薬も扱うのは、善光寺の門前で1888年より営むコヤマ薬局だ。レトロな外観の扉をくぐると、健康食品や地元の製薬会社による商品がずらり。全国への発送も行っているので、常備薬にいかが?

年月を重ねた洋風建築がいい雰囲気を醸し出している。

御嶽山が描かれたパッケージ。超小粒を15歳以上は1度に20粒服用するため、500粒〜7750粒と大容量の品ぞろえ!個包装タイプもあり。

黒河内真衣子さんメモ
子どもの頃からなくてはならない体に優しい常備薬。胃弱な私は必ず毎日持ち歩いています。くさい匂いもひっくるめて絶大なる信頼をおいています。

GINZA2021年8月号掲載

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