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コロナ禍のドイツでひそかなブームに! オーガニックな高品質「ローフード発酵食品」

  • 2021.9.20
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ドリンクの写真

発酵食品といえば、納豆や漬け物などを連想する方も多いのではないでしょうか。この「発酵」に注目したドイツのFairment社は、アジア諸国の伝統的な発酵食品を健康食品として開発し、おしゃれなローフードとして国内で人気があります。

Fairmentは、ポールとレオンの2人が2015年に設立。「体の中から健康に!」をモットーに、腸内環境を改善することが健康を維持していくうえで最も重要であると考え、発酵食品に注目したそうです。
発酵食品の強みは、なんといっても賞味期限が長いというのが最大のポイント。また、発酵食品にしか出せない、独特の風味やうまみもあります。
ちなみに、発酵食品の歴史はかなり古く、ある文献によると、なんと紀元前からあったのだとか。同社では、新しいものを追い求めるだけではなく、先人の知恵を生かし、温故知新的な考えのもとに、発酵食品を開発しています。

提供している発酵食品は、すべて自然発酵させているのですが、その過程において加熱処理は行っていません。これは、生きたままの発酵菌(プロバイオティクス)ができるだけ体内で自然に吸収されることを目的としているためです。
現在は、紅茶キノコ(ヨーロッパで一般に「Kombucha」コンブチャと呼ばれているもの)、ヨーグルト、ケフィア、ザワークラウト、キムチなどが発売されています。

発酵食品を手作りするには、「手間がかかるのでは?」「難しそう…」と思われるかもしれませんが、説明書がとてもわかりやすく、記載されている手順に従って作れば問題ナシ!
また、WebサイトのFAQが充実していたり、オンラインコミュニティでも疑問を解消できるようになっているので安心です。

さらに、同社では「省資源」も心がけています。商品パッケージや製造過程では、リサイクル用の資材を使用。原材料も可能な限り、有機栽培によるものがセレクトされています。
環境にも体にもやさしい、Fairmentの発酵食品。今後は、ドイツだけでなく、ヨーロッパ全土にも普及していくかもしれません。

<参考サイト>
Kombucha, Kefir, Joghurt & Co. – Da steckt Leben drin – FAIRMENT

写真・文/稲葉かおる

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