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ユーモアとユニークさ満点【ホテルインディゴ箱根強羅】でラグジュアリーステイ

  • 2021.9.19
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ホテルインディゴは世界15ヵ国に120を超える宿泊施設を展開するライフスタイル・ブティックホテル。2020年1月に日本の第1号店として【ホテルインディゴ箱根強羅】が開業しました。その土地の周辺エリア「ネイバーフッド」の歴史やカルチャーを取り込んで、「古い」と「新しい」が共存しながら、ユーモアも交えたユニークなホテル。「旅は楽しく!」そんな人におすすめです。

箱根の今と昔を網羅するロビーアート

玄関を入ると、そこは日本の伝統と箱根の昔を表わすロビー。古民家から移設した柱や、古い蔵に使われた扉、東海道を行き交う旅人に喜ばれた寄木細工など、箱根の記憶がそのモチーフになっています。

ユーモアとユニークさ満点【ホテルインディゴ箱根強羅】でラグジュアリーステイ

▲早川沿いに立つホテルは、箱根登山バス 宮城野橋バス停から徒歩2分。小田原駅西口の北条早雲像前「団体バス乗り場」からは送迎バスも利用できます(写真提供:ホテルインディゴ箱根強羅)

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▲ロビーは田舎の古民家の雰囲気。囲炉裏をイメージしたレセプションには、梁を巡らせた高い天井から鉄瓶を架ける自在鉤が吊るされます。写真左側はバーとカフェレストランです

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▲ロビーでは箱根の伝統工芸品、寄木の箱が積みあがるタワーアートが存在感十分。背後にあるエレベーターホールの壁は、ホテル目の前の早川から集めた石を積み上げ、地域のキャラクターを表します

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▲タワーアートには寄木のほかに、地元の強羅で4代続く「島写真館(現スタジオカフェ・シマ)」の写真が使われ、箱を回転させて写真と寄木の絵を合わせるからくり仕掛けになっています

客室はスタイリッシュでポップでユーモアあり!

客室は98室。ラグジュアリーなプレミアスイートを筆頭に、デラックスツインとデラックスキングを用意。川側のリバーサイドは青が基調、山側のヒルサイドではオレンジを使い、インテリアや家具デザインも異なります。

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▲全客室の窓際には、温泉の引かれたバスタブを用意。そこで、ルームサインは銭湯の靴箱にある「下足札」風というユーモアも

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▲70平米ある「プレミアスイート」は、ゆったりとしたソファを配するラグジュアリーな客室(写真提供:ホテルインディゴ箱根強羅)

「プレミアスイート」の天井は古民家の梁をイメージ。家具にも日本的なレトロ感をプラスします。ヘッドボードは、歌川広重の「箱根 湖水図」を寄木細工で装飾するモダンな一工夫が。洗面が2つあるのはこの部屋のみです。

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▲「プレミアスイート」は、他の客室よりも広いベランダと露天風呂を備えます(写真提供:ホテルインディゴ箱根強羅)

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▲客室「デラックスキング」

リバーサイドの客室は露天風呂付き。ヒルサイドは窓が広くとられた内風呂になっています。川側の客室からは、毎年8月におこなわれる箱根強羅祭りの大文字焼きが見られます。

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▲クローゼットをなくして部屋を広く利用。テレビの両脇の柱には古民家の木材が使われて、内装のアクセントになっています

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▲世界中のホテルインディゴがこだわるヘッドボードアートは見どころのひとつです

客室のヘッドボードを飾るアートがユニークさ抜群。「島写真館」が撮りためた古い箱根の風景に、自撮り棒で撮影中の旅人や浮世絵美人、空にはUFOやドローンが飛ぶなど、日本が世界にほこるアニメちっくな遊び心です。

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▲温泉が引かれる客室露天風呂(写真提供:ホテルインディゴ箱根強羅)

客室の露天風呂に入るなら、夜は部屋の明かりを落とすのがポイント。外から見えにくくなるのでお風呂を満喫できます。

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▲シャンプー類はオーストラリアの「バイオロジー スマート スキンケア」。100%天然素材で香りがよく、ナンバリングされたボトルが海外のラグジュアリーホテルを思わせます

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▲デラックスルームのパウダースペースはナチュラルなデザイン。天板のカラーもリバーサイドが青で、ヒルサイドはオレンジです

滞在が楽しくなるインテリアや備品の数々

客室の備品にも注目。ホテルオリジナルの家具や備品は、ちょっとしたウィットを感じたり、肩ひじ張らない気安さがあったりと、楽しく過ごせるインディゴ・スタイルです。

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▲寄木細工が使われた特注の家具は、ポップでモダンな装い

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▲4種類用意されたネスプレッソカプセルをはじめ、シンガポールの高級紅茶「TWG Tea」、コーヒーの美味しさにこだわる光洋陶器のマグカップなど、一流と呼べるものをさり気なくそろえます

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▲チェストの上には木彫りの看板が。温泉と、チェストの中にあるミニバーを合わせた「湯bar」がユーモラス。隅金具を打ち込んでレトロ感を加えます

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▲つい微笑んでしまうのは、ラグジュアリーな客室に堂々と置かれた木の手桶。アメニティケースとして使われます。ティッシュボックスの箱根寄木細工も見事です

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▲浴衣の柄は、寄木細工でもポピュラーな麻の葉模様。色違いの襟もお洒落。レストラン・バーを除いて全館で着用できます

家族やカップルで一緒に楽しめる大浴場

大浴場は「あえて温泉ぽくないものを作る」というコンセプトのもと、水着や湯あみ着を着て家族やカップルで楽しめる、新感覚の温泉体験ゾーンです。水着も500円で借りられます。浴場内には男女用にシャワーが1箇所ずつありますが、ソープ類と洗い場はありません。写真撮影も可能なので映えるシーンを撮れますね。

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▲大浴場の入口には銭湯風の下駄箱も!

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▲男女別になっている脱衣場は、昔ながらの銭湯で見かける格天井。温泉文化や銭湯をモチーフにしたユーモラスなデザイン入り。ソープ類を備えたシャワーブースを、脱衣場に1箇所備えます

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▲洗面の蛇口はなんと井戸のポンプ風

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▲まるで大浴場とは思えない浴場内。ソファに腰かけたり湯船に浸かりながら、壁一面に映し出される箱根の四季を、デジタルアートで観られます

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▲湯船の奥には椅子が置かれ、半身浴をしながら2人でのんびり過ごせます

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▲深さ120cmの「流れる温泉」では、運動不足解消の水中ウォーキングもいいですね

大浴場は朝9時から夜10時までオープン。日帰り入浴(¥1,500)も可能です。

そして、水風呂はありませんが、サウナも完備。

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▲ヒマラヤの岩塩がはめ込まれたサウナは90度の設定。カップルで楽しめるサウナは貴重です

マイナスイオンを発生させるヒマラヤ岩塩には、ミネラルの吸収や抗酸化作用などの効果があると言われます。

そして注目は、スパ先進国のタイで有名なHARNN(ハーン)のトリートメントを受けられること。

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▲2名で利用できるハーンの個室トリートメントルーム

国内のホテルでハーンを体験できるのは、ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパの2軒のみ。心と身体を解きほぐすにはピッタリです。自宅で使えるリラックス用品もそろいます。

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▲2人利用のトリートメントルームでは、施術後温泉にも入れます

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▲自由に使えるトレーニングルームも完備。宿泊者以外でも、会員になれば利用できます

オシャレな足湯でスペシャルなカフェタイム

中庭には、芦ノ湖を源流とする早川を見下ろすカウンター席を用意。ホテルインディゴ箱根強羅の特等席です。

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▲中庭のテラス席では、カフェやバーのメニューも楽しめます

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▲カウンターテーブルの下は足湯になっていて、早川を眺めながら非日常のひと時をすごせます

モダンでありながら、レトロ。スタイリッシュでありながら、ユーモアが隠れている【ホテルインディゴ箱根強羅】。また、2022年3月には愛知に「ホテルインディゴ犬山有楽苑」、2022年春には長野に「ホテルインディゴ軽井沢」が開業予定とのこと。そこではどんな仕掛けに驚かされるのか、ぜひ確かめてみてくださいね。<text&photo:みなみじゅん 予約・問:ホテルインディゴ箱根強羅 https://hakonegora.hotelindigo.com/>

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