ディナーデートで失敗したくない！押さえておきたいマナーをチェック♪

アラサーにもなると仕事、恋愛、人間関係、可愛さだけで勝負するには限界が……。そんなとき、私たちの味方になってくれるのが〝品格〟。シーン別のマナー術を覚えて、この秋、ワンランク上の美人オーラを放ちましょ♡

シーン：彼とのリッチなディナーデート

（1）テーブルマナー以前に周囲に気を配ることが肝心

カトラリーやグラスの持ち方など、食事マナーはたくさんあります。けれど一緒にいる人が知らない場合は相手に恥をかかせないよう行動を合わせる方が、気配り上手で素敵な女性です。

（2）グラスにリップがついても無理にぬぐわない

親指の腹でぬぐうのがマナーと言われた時代もあったけど、破損や傷の原因になるのでやらない方が無難。どうしても気になる場合は事前にリップをティッシュオフしておくのも手です。

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（3）マスクを外すときはおおっぴらにしない

相手の方を向いたまま両手で外すのは上品さに欠けるしぐさ。もっとエレガントに外したいなら、少し横を向いて、相手から見えない方の耳ひもから取ると控えめで品の良い印象を与えます。

（4）椅子は左から出入りする

基本的に椅子に座るときは左側から出入りしましょう。トイレに立つ際は「トイレ」や「お手洗い」ではなく、「お化粧室に行ってきます」と小声で伝えるのがエレガントでおすすめ。

（5）その場を相手と一緒に楽しむことに徹する

マナーは周囲にいる人たちとその場を楽しく、ハッピーに過ごすためのもの。 ルールや自分を取り繕うことに気を取られて、その場を楽しめなくなることが一番のマナー違反と言えます。

教えてくれたのは

マナー西出ひろ子先生

ヒロコマナーグループ代表。300社以上の有名企業のコンサルティングやNHK大河ドラマなどのマナー指導を担当。国内外で95冊以上を出版し、累計100万部を突破。最新刊『ビジュアル版 ビジネスの基本とマナー』も好評発売中。

掲載：2021年美人百花9月号「私たちのメイクには〝品格〟が必要です」
撮影/白木努(PEACE MONKEY) スタイリング/筒井葉子(PEACE MONKEY) ヘアメイク/高橋里帆(Happy Star) モデル/鈴木愛理 取材・文/池野もも