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約200点の香水を展示。資生堂アートハウスの「香水瓶の世紀-バカラとルネ・ラリックを中心に-」。

  • 2015.7.13
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リュバン社「キスメ」1921年バカラ製

資生堂掛川工場の敷地内に位置する「資生堂アートハウス」では、2015年7月17日(金)より、「香水瓶の世紀 -バカラとルネ・ラリックを中心に-」を開催する。同展は、バカラとルネ・ラリック(RENÉ  LALIQUE)を中心に、19世紀末から現代に至るおよそ100年間に作られた香水瓶、約200点を紹介する展覧会だ。会期をバカラ社による香水瓶を中心とした前期と、ルネ・ラリックによる香水瓶を中心とした後期とにわけ、全作品を入れ替えて展示を実施する。

資生堂初代社長である福原信三(1883~1948)は、化粧品を、人間の嗅覚、触覚、視覚に訴える特別な感性的価値を生み出すことができる『工藝芸術品』と捉え、その象徴として、香水製造を重視した。以来、資生堂ではその美的資産を未来に役立てることを目的に、豊かなイマジネーションによる作品群で現代香水瓶の世界に孤高の地位を築くルネ・ラリック(  1860-1945)を中心に、クリスタルガラスのラグジュアリーブランドとして名高いバカラほか、香水瓶の歴史に名を刻む数多くの香水瓶をコレクションしてきた。

同展は、アール・ヌーヴォーから香水を入れる容器にも工夫が凝らされるようになってきたアール・デコを経て現代に至る約200点のコレクションの全容を、初めて一般に公開する展覧会となる。会期中はギャラリートークやワークショップも開催される予定だ。

現在の「香水」は、香り立つ香水そのものに、瓶、ラベル、外箱、そして名称が寄り添い綾なす総合芸術だ。この小さな芸術品に人々が込めたイマジネーション、そして、私たちの感覚に訴えかける豊潤で贅沢な美の世界を存分に味わいたい。

「香水瓶の世紀-バカラとルネ・ラリックを中心に-」 

開催期間/2015年7月17日(金)~12月13日(日) 

前期:バカラ クリスタルの雅歌 7月17日(金)~9月27日(日)

後期:ルネ・ラリック  幻視のファンタジー 10月2日(金)~12月13日(日) 

・会期をバカラ社による香水瓶を中心とした前期、ルネ・ラリックによる香水瓶を中心とした後期とし、全作品を入れ替えて展示を実施する

会場/資生堂アートハウス 静岡県掛川市下俣751-1

休館日/月曜(月曜が祝祭日の場合は翌日休館) 

開館時間/10:00~17:00(入場は16:30まで)

Tel./0537-23-6122

http://www.shiseidogroup.jp/art-house/ 

観覧料/無料 

 

参照元:VOGUE JAPAN

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