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恋愛体質だったマイリー・サイラス、コロナ禍での心境の変化を語る

  • 2021.9.7
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かつては恋愛を第一に優先していたというマイリー・サイラスが、新型コロナウイルス禍で訪れたという心境の変化について語った。(フロントロウ編集部)

マイリー・サイラスがジャニス・ジョプリンの「Maybe」をカバー

2020年12月に最新アルバム『プラスティック・ハーツ』をリリースしたシンガーのマイリー・サイラス(28)が、現地時間9月4日に米カリフォルニア州ナパで開催されたフェスティバルBottleRockに出演。マイリーは最新作からの楽曲を中心に、これまでの代表曲の数々を披露したほか、ブロンディの「Heart of Glass」やジャニス・ジョプリンの「Maybe」など、大御所女性ロックシンガーたちのカバーも披露した。

画像: マイリー・サイラスがジャニス・ジョプリンの「Maybe」をカバー

とりわけ、故ジャニス・ジョプリンが1970年にリリースした楽曲「Maybe」はマイリーにとって思い入れの強い楽曲であるようで、カバーを披露するにあたり、マイリーは「この曲は、私が人生のなかで経験した変化と関連している。かつて失ったものが、思っても見なかったような、自分に必要なものとして返ってきたの」と、この曲への思いをオーディエンスに語っている。

ここ数年での心境の変化を語る

「何もないところから始めなければいけないように感じる時もある。家が燃えてしまって、完全に建て直さないといけない時みたいにね」とマイリーは続けて語り、2018年11月に発生した大規模な山火事によって、当時のパートナーだった俳優リアム・ヘムズワースと暮らしていたロサンゼルスの自宅を焼失した体験を振り返っている。

画像: ここ数年での心境の変化を語る

「あの火事はもう3年くらい前の話だけど、私はようやく安定を見つけられるようになった気がしている。だから、みんなにはじっと耐えてもらいたいと思ってる。たった一晩で起きることに価値はないから。ものすごい努力と回復力が必要なの」とマイリーは語り、2018年の山火事から立ち直ることができたのは最近になってのことだと明かした。

マイリーは山火事に見舞われた後に、2018年12月にリアムと結婚するも、2019年8月にリアムと離婚。その後、マイリーはケイトリン・カーターや、オーストラリア出身のシンガーであるコーディー・シンプソンと交際。コーディーとは、昨年8月におよそ10ヶ月の交際の末に破局を迎えた。

「パートナーがいなかったら死ぬんじゃないかって考えていた時があった」と今回、マイリーはBottleRockのステージで振り返っている。「毎晩私にキスをしてくれる人がいなかったらどうしようって」とまで考え、恋愛を第一に考えていたというマイリーだが、「それが私の目的だったんだけど、コロナ禍になってからそう思わなくなった」として、新型コロナウイルスによるパンデミックを経て心境に変化があったと明かしている。

「私は音楽という新しい目的を見つけた。音楽はこの2年の間、私を繋ぎ止めて置いてくれたもので、音楽との絆が強くなったの。ミュージシャンでいられることを、私はすごく幸運に思う」とマイリーは続け、他の誰かを拠り所にするのではなく、音楽という新しい目的を見つけることができたと語った。(フロントロウ編集部)

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