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働く女子のお部屋チェック!コロナ下でも災害にも強い部屋づくり。【vol.1】弁護士・菅原草子さん

  • 2021.9.7
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ハナコラボ防災部メンバーの部屋づくりを、Misa先生がチェック!防災の観点から真似したいポイントや改善したほうがいいところをアドバイスします。今回お部屋を見せてくれたのは、弁護士の菅原草子さんです。

お部屋を見せてくれたのは…菅原草子(すがわら・そうこ)/弁護士

宮城県仙台市出身。東日本大震災時に仙台で被災したことで、防災に対する意識が高まり、グッズなどを準備するように。現在は都内でひとり暮らし。

間取りを生かして、一直線の動線を確保。

【ROOM DATA】
広さ…25.26㎡
高さ…4階
間取り…1K
人数…1人
築年数…3年

細長い間取りなので、家具の配置が正直難しいのですが、一直線になっている空間を生かして、玄関からベランダまでの動線に何も置かず、避難の際に障害物がないようにしています。玄関には、すぐに履いて外に出られるようにサンダルを置く習慣が。また部屋のわかりやすいところにロウソクも常備。キッチンはガスコンロなので、燃えるものを近くに置かないようにしています。個人的に、広い部屋と狭い部屋では防災的に安全性がどう違うか知りたいです!

【総合評価・】すっきりした暮らしでベッドの位置も安全!

部屋の広さより、ものの多さや配置で安全性が変わってくると思うのですが、全体的にすっきり暮らしていてとてもいいですね。窓から離れたところにベッドがあるのも安全ですし、棚は寝ているときに倒れても当たらないような場所にあって逃げ場をふさぎません。

Interior advice

1.ハンガーラックなら被害も最小限に。
ベッドの向かいにあるハンガーラック。倒れてきたら動線をふさぐ可能性はあるが、大した被害にはならないはず。

2.地震対策の明かりはロウソク以外で。
ロウソクを地震対策として置いているのであれば、火事になる恐れのない明かりを取り入れるのがベター。

3.避難時はサンダルではなく運動靴を。
いざというとき安心の玄関。もし避難用にサンダルを置いているのなら、足全体をカバーする運動靴がおすすめ。

4.ものの少なさが安全につながるキッチン。
キッチンはすっきりしているが、間取りで見る限り冷蔵庫が倒れたら動線をふさいでしまうので転倒防止の処置を。

Teacher…Misa(ミサ)

Misa(ミサ)先生

地震ITSUMO講座認定講師。大阪府北部地震を機に、暮らしになじむ備えを考える。著書に『おしゃれ防災アイデア帖』など。

(Hanako1200号掲載/illustration : naohiga photo : Wataru Kitao text : Ikuko Hyodo)

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