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アマゾン配達員に“ついで”にお願いしたら「やってくれたこと」に称賛の声

  • 2021.9.6
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ある家の玄関先で目撃されたアマゾン配達員の行動に称賛の声が殺到している。(フロントロウ編集部)

アマゾン配達員の“優しさ”に感動

米テキサス州在住の女性が、アマゾン(Amazon)の配達員に荷物を届ける“ついで”にお願いしたら「やってくれたこと」が話題になっている。

アマゾンには、配達をするにあって事前に知っておいてほしいことを配達員に直接知らせることができるメッセージ機能があり、「置き配の場合は“ココ”に荷物を置いてほしい」、「インターホンが壊れてるのでドアをノックしてほしい」といった要望を伝えることができるのだが、女性はこの機能を使って配達とは“無関係”のお願いをした。それは、玄関先に住み着いて離れない巨大なクモの退治。

実際に女性が配達員に向けて書いたメッセージの内容がこちら。

「(荷物は)ガレージの前にあるゴミ箱のところに置いてください。それから、玄関のところに巨大なクモがいて離れようとしないので、怖くて玄関から出られません。私のためにそのクモを殺してくれたら嬉しいです。ありがとう!」

もちろん、配達員の仕事は荷物を届けることであって、クモ退治はあくまでボランティア。やるかやらないかは配達員の良心にかかっているが、幸い、女性の切実な願いは配達員に届いたようで、なんとクモをやっつけてくれた。

あたりを見まわし、壁の上のほうにクモがいるのを発見した配達員は自分の靴でクモを叩いて撃退。任務を終えると、すみやかに外へ止めてあった車へと戻っていった。

ちなみに、その模様が防犯カメラにしっかりと残されていたことから、後日、女性が「お礼を言いたいのでこの配達員の方を見つけてもらえませんか?」という文面を添えてTikTokにアップしたところ、映像を見た人たちから「ワオ。親切な配達員でよかったね」、「すべてのヒーローがマントをつけているわけじゃない」などといったコメントが殺到。

女性によると、別の注文をした際に同じ配達員が来るかもしれないと思い、「この前はクモを退治してくれてありがとう!」というメモを残したそうだが、配達員側から反応があったのかどうかは明らかになっていない。(フロントロウ編集部)

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