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夏が過ぎた後のSOS!日焼けダメージのアフターケアを薬剤師が解説

  • 2021.9.6
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肌老化を進ませる要因のなんと約8割が紫外線って知っていましたか? 紫外線が肌に当たると活性酸素が増え、酸化ストレスによって老化が進んでしまうんです……。今回は日焼けを受けた肌の対処法を薬剤師の芝軒千紘さんに教えてもらいました。

紫外線には種類がある?

紫外線にはUVA.UVBという種類があります。光老化の原因となりやすいのはUVAです。全紫外線のうち95%と言われ、浸透率が高いことが特徴です。肌の表側にある表皮だけでなく、真皮という深い部分までも到達してしまいます。真皮はハリや弾力を維持する成分を作り出す大事な部分。

また、メラニン色素を生成しシミの原因ともなります。また、UVAは夏場だけでなく1年中注意が必要です。一方でUVBは肌の表面で吸収され、UVAよりも強いエネルギーを持ちます。そのため火傷のようなヒリヒリする日焼けの原因となったり、シミなどの原因となります。

日焼け後のケア方法

それでは、日焼けをしてしまったらどうすればいいのでしょうか? おすすめのケア方法をご紹介します。

・日焼け後におすすめのスキンケア

日焼けをした後の肌は乾燥しています。乾燥しているとより紫外線のダメージを受けやすくなるのでしっかりと保湿をするようにしましょう。また、ヒリヒリしたり赤みを持つほど日焼けしてしまった場合は氷や保冷剤、濡れタオルでしっかり冷やしましょう。

・日焼け後におすすめの食材

(1)ベリー類

ベリー類は抗酸化力が高い食材です。イチゴはベリー類の中でもビタミンCが豊富で、抗酸化力がある食材の1つです。ブルーベリーは食物繊維が豊富で糖質も低いのでダイエット中でも安心の果物です!

(2)アーモンド

ビタミンE自体も抗酸化食品に含まれますが、ビタミンCと一緒に摂ることでより効果が高まります。アーモンドミルクとベリーでスムージーを作るのもオススメ。

(3)赤パプリカ

野菜の中でも意外と赤パプリカには大量のビタミンCが含まれているんです!サラダに入れるとアクセントカラーにもなるのでオススメ。

・日焼け後におすすめの漢方

黄連解毒湯(おうれんげどくとう)…日焼けをした直後の肌には身体に熱がこもります。黄連解毒湯には熱を冷ます作用のある生薬が組み合わされ、治りにくいニキビなどの改善にも用いられます。

温清飲(うんせいいん)…アトピー性皮膚炎などにも用いられる漢方で、婦人科系の不調にも用いられる漢方。炎症を抑え色素沈着を抑えます。

肌のお悩みや体質によってもおすすめの漢方は変わります。漢方薬局やオンライン薬局で体質診断を行い、自分に合った漢方を処方してもらいましょう。

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教えてくれたのは

出典: 美人百花.com

薬剤師・芝軒 千紘(しばのき ちひろ)さん

大学病院の門前薬局にて勤務後、より多くの人に健康に興味を持ってもらえるよう、パーソナルの栄養相談・指導などを行ってきた。現在はオンライン薬局YOJOにて体質に合わせたオーダーメイド漢方の提案をしている。

画像提供/PIXTA

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