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その悪口、不満で幸せが遠のいていく…「ネガティブ女子」が人生損する3つのコト

  • 2015.7.12
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「人の悪口を言うと“損をする運命”が回りだすので、あまり言わない方がいいですね」

心理カウンセラーの筆者が講演でこんなお話をさせて頂いた時「でも人の悪口でも言わなきゃとてもやってられません!」というコメントを下さった方がいました。

確かにそうかもしれません。人間ですから誰でも悪口は言いたくなることはあるでしょうし、もちろん言ったこともあることでしょう。 たまに言うだけであればストレス発散にもなるので、心にモヤモヤを溜めるよりは良いかもしれません。

今回は、自分の発している言葉が“自分の人生をどんな物に作り上げていくのか”お話します。

 

■1:悪口や不満は「顔」ににじみ出てくる

無邪気に喜ぶ子どもって、すごくかわいいと感じる人が多いですよね。疑いや不安、誰かに対しての不満がなく、ただ単純に喜びに対して幸せを満喫している状態です。

人は幸せそうな人の傍に居ると、自分も幸せを感じる事が出来ます。だから嬉しそうな人はただそれだけで魅力的に感じるものなのです。

では一方で、不満を悪口として発信した人はどんな状態になるでしょうか。“性格は顔に出る”という言葉があるくらいです。悪口を言うことで顔の表情が暗く変わり、その暗い表情が雰囲気やオーラにも表れてきます。マイナスな雰囲気やオーラがある人に自ら近寄ろうとする人は少ないですよね。

 

■2:どんどん人が離れていく!?

では悪口を聞いた側はどうでしょうか。人はみんな無意識のうちに“目の前に居る人に嫌われたくない”という潜在的な思いがあります。

ですから、自分でも気づかぬ内に相手の機嫌を損なわない様にこれから言おうとする言葉や話題を自分で選択してジャッジしてから発するようになるのです。相手が嫌っている人を、肯定するような事を言ってしまったら今度は自分も敵に回されてしまいますよね。

そして、悪口を聞いている人が居るスペースは果たして“居心地のいい”スペースでしょうか。聞きたくもない悪口を聞いているうえに、気を遣うので純粋な人ほど疲れを感じてしまうはずです。当然、無意識のうちに“距離をおきたい”という思いが芽生えてきますよね。

悪口を言うと、こうして徐々に純粋な人を遠ざけてしまうわけです。

 

■3:いざって時に誰にも助けてもらえない!?

そして悪口ばかり言っていると、同じように苛立たしさやストレスフルな人を自分の周りに集めるようになります。同じ波長の人同士が引き合い“類は友を呼ぶ”という状態です。

ここには健全で楽しい話題は一切生まれません。そしてこの種の波動を発していると、普通ならトラブルにならないような事がトラブルに発展してするようになります。

逆に精神状態が安定していて、あちこちで人を手伝ったりいつも感謝の気持ちや励ましの言葉を残して来る人には、その人が困った時にどこからともなく自然と“助け舟”が現れる事が多いのです。

そしてこの種の人は、悪口を言っている姿や表情をイメージしようと思ってもなかなか想像しにくいのです。

 

こんな風に見てくると、なんだか悪口を言う人はみんな悪人に思えてきますね。でもそれは違います。悪口を言う人は言うことで心のバランスを取っているのです。

ですから悪口を言いたくなったら、心が何にSOSを発して苦しんでいるのかちょっと考えて視点を変えてみてください。どんな事でもいいので何かひとつ分自分をハッピーにしてあげることをしてみてください。幸せな人は悪口を言う事が出来ませんから。

【著者略歴】

※ 波登かおり・・・チャージアップ代表・心理カウンセラー 1999年資格取得後事務所設立。後に波登カウンセリング学院・有限会社チャージアップ設立。2004年『チャージ療法』『チャージング』を発案、商標登録。『自己肯定観、人間関係プログラム』を確立。後にカウンセラー養成や派遣業務を経て、現在は個人事業として活動中。講演・執筆を通し「自分の元気の作り方」を提案している。講演は民間企業を始め、経済産業省、国土交通省、全国の商工会、大学や保育園など。著書に『ココロ磨き』ポプラ社、『1分間元気チャージ』幻冬舎。

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