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岡山県産のフルーツオムレットを味わう、倉敷美観地区の隠れ家カフェへ

  • 2021.9.6

JR倉敷駅から徒歩15分、白壁の蔵が連なる倉敷美観地区にフルーツオムレットとコーヒーの店「cafe 2MUG(カフェニマグ)」があります。店が入るのは古民家を改装したアパレルショップ「このいと紡 tsumugu」の敷地内。中庭の先にまるで隠れ家のようにたたずみます。

岡山県産のフルーツオムレットを味わう、倉敷美観地区の隠れ家カフェへ
岡山県産のフルーツオムレットを味わう、倉敷美観地区の隠れ家カフェへ
まずは岡山県産のフルーツをサンドした、ふわふわ米粉のオムレットをいただきます
岡山県産のフルーツオムレットを味わう、倉敷美観地区の隠れ家カフェへ
「足守メロンのオムレット」695円。提供は7~10月。「コーヒー Mサイズ」500円

こちらで味わえるのは、県産のフルーツを米粉生地でサンドした「フルーツオムレット」。「岡山のおしいものを食べてほしい」と、イチゴや足守メロン、シャインマスカット、ピオーネなど、季節ごとに岡山県産の旬のフルーツが登場します。瑞々しい果物に甘さ控えめの生クリームやカスタードクリームがマッチし、米粉で作るグルテンフリーの生地はふわふわの食感。2~3個はペロリと食べられるおいしさです。

岡山県産のフルーツオムレットを味わう、倉敷美観地区の隠れ家カフェへ
「いちごチョコ」640円、「抹茶いちご」605円は、どちらも1~5月に登場する

果物だけでなく、使う素材にもできるだけ県産のいいものを取り入れているのも魅力のひとつ。例えば生地とカスタードクリームに使う米粉は県産米で作る「備前白うさぎ」を、生クリームは「蒜山(ひるぜん)乳業」のジャージー牛のミルクを使います。また「あんバター」のオムレットでは、壽永3(1184)年に倉敷で創業した和菓子店「藤戸饅頭」の餡子をサンド。あっさりとした味わいでなめらかな口あたりが楽しめます。オムレットはテイクアウトもできるので、倉敷美観地区の散策のおともにもおすすめですよ。

夏限定で味わえる、自家製シロップのかき氷
岡山県産のフルーツオムレットを味わう、倉敷美観地区の隠れ家カフェへ
かき氷「イチゴミルク」825円と「甘夏みかん」770円

果肉感を残しながら果物とてんさい糖だけで作る自家製シロップのかき氷は、5~9月までの夏期限定メニュー。フルーツ本来の甘みを生かした県産イチゴや、地元で日本茶を作る「引両紋(ひきりょうもん)」の抹茶、倉敷美観地区の茶処「つねき茶舗」のほうじ茶など、岡山の味覚が楽しめる9種類がそろいます。氷を2~3層に分けてシロップをかけているので、最後まで氷とシロップをおいしく味わえます。

岡山を代表する焙煎所が監修するコーヒーも
岡山県産のフルーツオムレットを味わう、倉敷美観地区の隠れ家カフェへ
「カフェラテ」ホット605円。テイクアウトも可能(テイクアウトは594円)

スイーツのおともに、おいしいコーヒーはいかがですか?岡山のコーヒー文化を牽引する焙煎所「キノシタショウテン」が監修しています。カフェラテは中浅煎りのエスプレッソコーヒーと県産の牛乳を使い、甘みのある飲みやすい味わいに。ほかにも「エスプレッソトニック」や「抹茶ラテ」、「甘酒ラテ」など、スイーツと一緒に味わいたいドリンクが充実しています。

岡山の伝統工芸“備前焼”の器でサーブ
岡山県産のフルーツオムレットを味わう、倉敷美観地区の隠れ家カフェへ
すっと手になじむ備前焼

スイーツやドリンクは備前焼の器で提供しています。ほぼすべてが「一陽窯」のもの。店で提供するメニューを伝え、それに合うものを選んでもらったそう。和の空間にも調和し、スイーツが備前焼の器にちょこんと収まる姿は、思わず写真を撮りたくなるかわいさです。

岡山生まれの家具が並ぶ空間に癒やされる
岡山県産のフルーツオムレットを味わう、倉敷美観地区の隠れ家カフェへ
(左上)焼き菓子も販売する(右上)カウンターのスツールは特注の真鍮製(左下)コーヒーの香りが漂う店内(右下)中庭を通って店内へ

空間にも岡山らしさを詰め込んでいます。店内に並ぶスツールは岡山の職人が作ったもの。手がけたのは、鉄やステンレスなどを使ったスタイリッシュな家具作りに定評がある「KITAWORKS」という岡山の熔接工場です。江戸時代に建てられたという和の雰囲気漂う建物に調和しながら、モダンな雰囲気をプラスしています。

空間からスイーツ、器まで、岡山のいいものをぎゅっと詰め込んだ古民家カフェで、とっておきの時間を過ごしてくださいね。

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