【門司区】思わず笑顔になっちゃう雑貨がずらり！　「リマ　ポエポエ」

北九州市門司区のＪＲ門司駅の東側に広がる柳町商店街。活気に満ちたその通りに、モダンな引き戸のおしゃれな店を発見！ 「ｌｉｍａ-ｐｏｅｐｏｅ（リマ ポエポエ）」という不思議な店名もとっても気になります。

手描きの看板もとってもかわいい！

古民家風の引き戸が目を引く

あふれる個性に、ワクワクが止まらない！

ガラガラガラ…と引き戸を開けて中に入ると、素朴ながらも存在感のある雑貨が所狭しと並んでいました。丁寧に作られたアクセサリーや、しっくりと手になじむ器、素朴で愛らしいイラストが描かれたトートバッグ…など、どれも個性豊かで心が和むものばかり。

食卓が楽しくなりそうな雑貨がたくさん

「かわいい～」「これいい～」と、あれやこれや手に取り眺める私を、近からず遠からずで優しく見守る店主。商品について尋ねてみると、ここに並ぶ雑貨は、すべて障害者の作業所で作られた物とのこと。現在、全国約15カ所の作業所から商品を仕入れているそうで、店主の高橋夕佳さんが、実際に作業所に足を運んで「無理のないペースで、楽しく製作されているものばかりを集めた」というだけあって、商品からは、のびのびと楽しく作られた様子が感じ取れます。

個性豊かなアクセサリーは「どこで買ったの？」と注目を浴びそう！

ほのぼの心が和むイラストが描かれたバッグ

エスプレッソマシーンでいれる香り豊かなコーヒー

店内では、挽きたてのおいしいコーヒーも提供しています。楽しい雑貨に囲まれて、ゆったり過ごすのもいいですね。

障害者との垣根をなくしたい

髙橋さんご夫婦で今年4月に開いたこのお店。「ｌｉｍａ-ｐｏｅｐｏｅ」という店名は、ハワイ語で「みんなで手をつないで、大きな輪を作る」という造語から付けられました。障害者との垣根を失くし、共に生きていける社会を築けたら…という思いが込められているそうです。また、「地域の人と障害者のママをつなげたい」という思いから、今後は、障害者と一緒に楽しむワークショップも予定しています。

いつも笑顔で迎えてくれる、高橋さんご夫妻（普段はマスクをしています）

９月９日（木）から写真展を開催

９月９日（木）～18日（土）は、店内で「内田俊郎写真展」を開催します。作業所で製作に励む様子をとらえた写真約38点と、絵画約10枚などの作品を展示。「障害者の日常を見て、自分たちとなんら変わりがないことを知ってほしい。作品や写真から、あふれるエネルギーを感じてもらえたら嬉しいです」と笑顔で話していました。

ｌｉｍａ-ｐｏｅｐｏｅ 北九州市門司区柳町1-4-15 ℡090-7537-4711 営業＝10時～17時（月曜、ほか不定休有り） HP=https://limapoepoe.shop