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【東京】住宅街に佇む素敵な焼き菓子屋4選。行くたびに変わるラインナップはお楽しみ。

  • 2021.9.4
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パン連載でおなじみのヴァイオリニスト・花井悠希さん。実は焼き菓子も大好き!そこで今回は花井さんが実際に立ち寄った焼き菓子店をピックアップ。丁寧に作られた焼き菓子たちは手土産にもぴったりです!

1.〈バトー〉/江古田

「全粒粉のスコーン」。

日も陰り始めた夕方4時、のんびりとした商店街の中に色めく時間がやってきます。少し前から並び始める列が、4時のオープンと共にショーケースに全集中!(言いたいだけ)

まずはここで1つ。塩バターキャラメルクレープにご挨拶。その場で出来立てを作ってくれるので、お店の前のベンチに腰掛けて間髪開けずにいただきます!
ほかほかの出来立てクレープにたっぷりかけられた塩キャラメルソース、それに泳がされるバター。熱でどんどんバターは溶けて、気づけば形勢逆転。クレープの方が泳いでいます。お味はこの見た目からお察しのとおりの極上さ。つゆだく(!?)のクレープに言葉はいらない、そう訴えていますね(表現放棄)。

2.〈ロンロネ〉/西池袋

「いちご白あんマフィン」。
「ピーナツバター&チョコスコーン」。
「あずきみるくスコーン」。

池袋と目白の間。THEターミナルシティな喧騒もどこへやら、池袋から徒歩10分ほど目白方面へ歩くとフランク・ロイド・ライトの建築でも有名な〈自由学園 明日館〉が見え、さらに先へと歩みを進めると、人々の生活のにおいを感じる住宅街へ入っていきます。その中にちょこんと佇む小さなお店が〈ロンロネ〉さん。扉をあけると空間には焼き菓子の幸せな香りが充満していて、マスクの下で目一杯深呼吸してしまったのはここだけの秘密です(バレてないといいな)。

3.〈Amy's Bakeshop〉/西荻窪

「マフィン シナモンシュガー&クリームチーズ」。
「カルヴァドスケーキ」。
「マフィン バター&ソルト」。

西荻窪駅の裏手。真っ黒の外観に白い看板が映える〈Amy's Bakeshop〉は、アメリカのホームスタイル焼き菓子のお店。初めて訪れたのはいまから8年前とかだったはず。移転してお店の場所は変わったけど、いまも西荻窪の街にこうしてあることの安心感といったら。お店に入る前からうれしくなってしまいます。

久しぶりに訪れたお店はキリッとした外観で、その佇まいはさながらフレンチレストラン。ホームメイドベイキングのお店とは思えない高級感がありますが、扉を開ける前から漂ってくる甘い香りに頬が緩みます。緩み切った表情のまま扉を開ければ、そこはいつか映画で観たような焼き菓子がずらりと並んだニューヨークのお菓子屋さん。

4.〈ahiru snack〉/祖師ケ谷大蔵

「プラムの焼き込みタルト」。
「プレーンスコーン」。
断面からも、全粒粉のプチプチとホクホクさがみえます!

店名の通り、スナックの営業もされていて、生菓子から焼き菓子まで作られている面白いお店なのです。営業日はInstagramで要確認なのですが、日曜日のお菓子の日を目指して行ってきました。

※掲載している焼き菓子はすべて取材時のものです。

(photo&text:Yuki Hanai)

花井悠希の「朝パン日誌」

花井悠希の「朝パン日誌」

ソロのほかビートルズカヴァーで人気の〈1966カルテット〉メンバーとしても活躍する、ヴァイオリニストの花井悠希(はないゆき)さん。実は大のパン好き!そんなパンラヴァーの花井さんが毎朝食べる愛しのパン達への想いを、まるでラブレターのようにつづる「朝パン日誌」。東京だけではなく全国のパン屋さんを巡って出会ったパンの数々をお届けします。

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