フロントに恐竜「変なホテル仙台 国分町」に行ってみた

こんにちは。Webスタッフのにっけです。

一番町四丁目商店街を歩いていて、ココ、気になっていませんでしたか？

「変なホテル」

私は中をのぞいてみたくてうずうずしていました。

そんなところへ内覧会のご案内が！

一歩足を踏み入れた瞬間からワクワクする、そんな楽しさと心地よさがあふれる「変なホテル」。オープンは2021年9月1日（水）、さっそく全容を紹介しますね。

鳳凰がご案内

「変なホテル」は、先進技術を導入したロボットホテル。今回オ―プンする「変なホテル仙台 国分町」は国内・海外あわせて20軒目、東北では初開業です。

2015年、ハウステンボスに1号店がオープン。そのときの衝撃と、アトラクション的な要素への「なんか楽しそう」という期待感を今でも覚えています。

今回仙台にオープンする「変なホテル」のロボットは、スマートな映像主体。

ホテルエントランスを入ると、迎えてくれるのがこのプロジェクションマッピング。まっすぐに伸びる竹から瑞鳳殿が映し出され、足元には鳳凰。宿泊客をロビーへと案内します。

ロビーのフロアにもプロジェクション。 写真ではちょっとわかりにくいのですが、指定の場所に立つと、ここにも鳳凰が現れます。つまり人の動きにあわせて変わるプロジェクション。

イマドキの技術で宿泊客を歓迎してくれる気持ちが伝わってきます。

スタッフの代わりに恐竜くん

フロントには「光のホログラムチェックイン」という最新技術を東北初導入。

フロントまで来ると、本当にスタッフはいないんだなーということを実感します。代わりにチェックインをお手伝いしてくれるのは、卵からかえって現れる恐竜くんと、仙台らしさということで、伊達政宗公をイメージした侍など。

恐竜好きな私としてはかなり興奮（子どもみたいww）

操作にあわせて恐竜くんたちが話しかけてくれるのも楽しくて、そうこうしているうちにカードキーと領収書がしゅるっと出てきて手続き完了。とっても簡単です。

素泊まりの場合、ホテルスタッフと顔を合わせるのはフロントでのチェックイン・チェックアウト時ということがほとんどですよね。

フロントにスタッフがいないということは、ホテルに入ってから出るまでスタッフと一切接触しないことも可能ということ。この「スタッフと接触しない」非対面チェックインは、コロナ禍となってからは一層、宿泊客の安心感につながっているそうです。

ちなみにスタッフは見えない場所にちゃんといます。チェックイン時に手順がわからなくなったりした場合はすぐに駆けつけてくれるので、その点もご安心を。

アメニティとコミック

フロント横にはアメニティバーとコミックコーナーがあります。

アメニティ類や館内着は環境保護の観点から客室には常設せず、このアメニティバーから必要分をピックアップするシステム。

約100作品（2,200冊）をそろえるコミックコーナー。宿泊客は無料で利用できます。

懐かしの作品もありそうですよね。読みふけって寝不足にならないようにご注意くださいww

快適性を追求した客室

さて客室です。

ホテルは休む（眠る）ところ。ということから全室、ベッドのマットレスと枕は上質な眠りにこだわったものをセレクトしています。

こちらはダブルのお部屋（66室）。 広さは16.6平方メートル。シングルの設定はないので、1人で宿泊する際はこちらがベスト。出張をはじめビジネスシーンにもおすすめなお部屋です。

というのも見てください、この大きなデスク。イスも、疲れにくい高機能タイプになっています。

こちらはデラックスツイン（10室）。 広さは33.4平方メートル、ソファスペースがあるゆったりサイズのお部屋です。

このほかツインが68室。ユニバーサル仕様のお部屋も用意されています。

衣類クリーニングマシン完備

さらに特徴的なサービスが、全室に設置されている衣類クリーニングマシン「LGスタイラー」。写真右側、ハンガーがかけてある、冷蔵庫のような雰囲気のマシンです。

このLGスタイラーは蒸気により衣類についたしわやニオイ、花粉なども除去してくれる優れもの。どんな風に衣類をリフレッシュしてくれるのか、すっごく試してみたくなったのですが。もちろんそんなことはしませんww

HACHIの系列店

最後に1階レストランのご紹介。あの「HACHI」の系列店、「MAGO HACHI KITCHEN」です。

ホテルの朝食時間に合わせて営業は朝6:30から。朝食メニューはカリーライス、オムライス、ナポリタンの各セットというホテルオリジナルです。

朝食以外も、HACHIで大人気のメニューや、小皿料理が充実。

そんな中で、個人的に気になっているのがテイクアウト専用の「ハチベン」。チキンライスにハンバーグに目玉焼き。大人のお子様ランチみたいで、オープンしたらさっそくテイクアウトしようと決めました。

2021年9月1日（水）オープン

日々進化する先進技術が導入され、チェックインひとつをとってもここまで楽しくなるのか、という発見もあった「変なホテル」。

変なホテルの「変」は「奇妙な」とか「不思議な」といった意味ではなく、変化することの「変」。「変わり続けることを約束する」ホテルだそうです。

仙台に宿泊する際は「変なホテル仙台 国分町」をぜひ候補の一つに。ともすればどこも同じように感じてしまうホテル滞在も、ここならいつもと違うホテル時間を過ごすことができそうです。

DATA

変なホテル仙台 国分町 宮城県仙台市青葉区一番町4-2-12 TEL 050-5211-0300 https://www.hennnahotel.com/sendai-kokubuncho/