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夏の終わりに愛犬と一緒に! スイカの寒天の冷た〜いおやつ

  • 2021.8.29
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夏にさっぱり美味しいフルーツといえば、やっぱりスイカ。真っ赤な色も目に鮮やかなスイカは熱中症予防にも効果的で、愛犬も美味しく食べられる夏の風物詩です。ハーバルセラピストの資格を持ち、ペットのための自然療法も学ぶ海野美規さんに、今が旬のスイカを使って作る、つるんとした食感が楽しい爽やかスイカゼリーの作り方を教えていただきます。

スイカでひんやり涼もう

スイカ

まだまだスイカの美味しい季節です。

スイカはよく知られている通り、カリウムと水分が豊富。利尿作用が高いので、余分な水分を排出してくれます。夏の熱中症対策に最適です。

以前シンガポールに住んでいたとき、フレッシュなスイカの『ウォーターメロンジュース』は定番で、どこでも気軽に飲むことができました。ビールのジョッキサイズでごくごく! 甘さが自然で、とても美味しくて、暑い日はいくらでも飲めました。やはりスイカの体を冷やす効果はすごい! と感じました。

犬とスイカ

犬の中でも、スイカが好きという話をよく聞きます。散歩でいつも会う、ヨークシャーテリアのミミちゃんも、小さくカットしたスイカを暑い日によく食べるとか。冷たくて、甘くて美味しいですよね。

愛犬あんはというと、スイカをそのままでは食べません。そこで、スイカゼリーにしてみました。つる〜んとした食感が楽しいらしく、美味しそうによく食べます。

スイカのひんやりおやつで、残暑に負けず過ごしましょう。

手作りスイカゼリー

スイカゼリーの材料

スイカゼリーの材料
  • スイカ(ジュースにして) 300cc
  • 粉寒天 4g
  • 水 300cc

「粉寒天」は、寒天を粉末状に加工したもので、原料はテングサやオゴノリといった海藻です。溶かしやすく手軽に使えます。

スイカゼリーの作り方

  1. スイカの種を取り除き、ミキサーなどでジュース状にします。
  2. 小鍋に粉寒天と水を入れて、1〜2分火にかけ煮溶かします。
  3. スイカのジュースを2の小鍋に入れて混ぜます。
  4. 型に流し入れ、冷やし固めてできあがり。

冷やし固める型は、まん丸の形ができる製氷皿を使いました。

もっと小さな球形の製氷皿もありますね。丸いかわいいゼリーができますが、喉につまらせないように注意してください。今回は、大きな球形の製氷皿にしました。犬に与える場合は小さくカットします。

手作りスイカゼリー

人間用には、黒ゴマで種をつけるとよりスイカらしさがアップします。

スイカのゼリー

家庭菜園のスイカ

スイカ栽培

夏の家庭菜園での主役の一つがスイカ。毎年スイカの収穫を楽しみにしています。

私は苗を買ってきて植えています。スイカはやはり人気なようで、ちょっと出遅れると大玉スイカ、黒スイカの苗は完売。小玉スイカが少し残っているくらいです。

スイカは比較的育てやすいようで、だいたい毎年丸い大きなスイカが育ってくれるところが、また嬉しいところです。

スイカ栽培

敷き藁でマルチングしたり、つるがのびのびできるように誘導したり、鳥から守るためにネットを張ったりと、いろいろお世話がありますが、庭で縞々のスイカがゴロゴロしている様子は、なんとも愉しいものです。

スイカの栽培

愛犬あんも庭に出ては、スイカの成長を見守ってきました。今年もまずまずの出来栄えに満足しているようです。

スイカゼリー
Credit

写真・文/海野美規(Unno Miki)
フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。

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