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「自分が嫌だ…」卑屈で不幸ぶってた私が気づいたのは…/喪女チョコレート嚢胞

  • 2021.8.24
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【喪女がチョコレート嚢胞の手術をした話 第8話】当時、婦人科にかかったこともなく、また男性経験もなかったというみくるべさん。彼女が26歳のときのある日、突如激痛に襲われ、チョコレート嚢胞が判明。27歳で手術をすることに。喪女(※モテない女性のこと)なりの視点で、治療を描いたマンガです。

みくるべと申します!

喪女時代に子宮内膜症が判明し、チョコレート嚢胞の手術をした話を連載していきたいと思います。※喪女=モテない女性のこと。

当時の私と同じように、婦人科に対して恐怖心がある方や、同じような悩みを抱える方に、少しでも勇気を与えられたらいいなぁと思います。また、子宮内膜症を抱える方と一緒に、病気と向き合えたらうれしいです。

今回で入院&手術編ラスト、最終回です。

※この漫画は実話に基づいた体験談です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

※チョコレート嚢胞とは、子宮内膜症が卵巣にできたものです。本来は子宮内にあるはずの子宮内膜が卵巣内にでき、生理のたびに増殖と剥離を繰り返し、卵巣の中に血液がたまります。その古い血液がドロドロのチョコレート状に見えるため、チョコレート嚢胞と呼ばれます。

入院後半は、ひたすら歩く練習とごはんをしっかり食べて回復することに専念していました。

このお話では子宮内膜症になったお話と、喪女というコンプレックスに悩み、いつしか超絶卑屈人間になってしまった自分の葛藤を描きたいと思っていました。

入院までには、周りから結婚や出産について急かされて(と思い込んでいた)
「できもしないことなのに無茶言うなよ」
「誰も私の気持ちをわかってくれない」
そんなふうに不幸ぶっていました。

でも入院と手術を通じて、私は家族やたくさんの人に支えられていることに気づき、己の小ささを反省しました。病気も生き方も、誰かと比べるものではない。
だからこそ改めてお礼が言いたかったのに……言えなかった。

まだ何をするにも勇気がいるような小さな人間ですが、素直に感謝の気持ちを伝えられるようになりたいです。

監修/助産師REIKO


著者:イラストレーター みくるべ

35歳の赤裸々エッセイ。人生を楽しもうと、いろいろもがいてます。いつも心にIKKOさん♪

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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