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アンダーソン・パーク、「遺言」をタトゥーとして入れる

  • 2021.8.19
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シンガーのアンダーソン・パークが、自分が亡くなった後の未公開楽曲についての遺言をタトゥーとして体に刻んだ。(フロントロウ編集部)

アンダーソン・パークが新しいタトゥーをゲット

グラミー賞を4回受賞し、最近ではブルーノ・マーズと共にシルク・ソニックというユニットを組んで活動しているR&Bシンガーのアンダーソン・パークは、いくつかのタトゥーを持つ。

画像: アンダーソン・パークが新しいタトゥーをゲット

これまで自身のルーツである韓国の国旗や十字架の中で祈る女性のタトゥーを入れてきたアンダーソンが先日、新しいタトゥーをゲット。

今回のタトゥーはなんと遺言。アンダーソンは自分が亡くなった後、リリースしていない楽曲を世に出してほしくないようで、今回入れたタトゥーには「僕が死んだ後、僕の名前を冠した遺作のアルバムや曲を出さないで。それらは単なるデモであり、一般の人に聴いてもらうつもりはなかったものだから」とデザインされている。

アーティストは亡くなってから、未発表の音源をアルバムなどにしてリリースされることが多く、ラッパーのマック・ミラーをはじめポップ・スモークやジュース・ワールドだけでなく、プリンスやマイケル・ジャクソンといった大御所アーティストも死後、未公開の音源がリリースされている。

亡くなったあとは遺族の了承は得られたとしても、アーティスト本人の了承が得られないため、本来ならば公のものにしたくない楽曲があるかもしれない。しかし、今回のアンダーソンのように生前から未公開の音源はリリースしてほしくないと宣言しておけば、亡くなってからも自分の意志が尊重される。そんな先まで見越して、遺言をタトゥーとして刻んだアンダーソンだった。(フロントロウ編集部)

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