1. トップ
  2. レシピ
  3. 牛肩ロースにオクラ、ミニトマト?! 獣医師が提案する愛犬・愛猫のための体に優しいレシピ本。

牛肩ロースにオクラ、ミニトマト?! 獣医師が提案する愛犬・愛猫のための体に優しいレシピ本。

  • 2021.8.18
  • 798 views

疲れて帰ってきた時に、玄関で尻尾を振って迎えにきてくれる愛犬。家でのんびりとしていると、しれっと膝の上に乗ってきて、癒しをくれる愛猫。一緒に生活しているだけで、私たち人間にたくさんの安らぎをくれる存在であるペット。愛する彼らには、これからも健康的に長生きしてほしいものだ。そこで大切になってくるのは、毎日の食事である。

外出自粛やリモートワークの推奨等によって空いた時間を使って、ペットのごはん作りにチャレンジする人が増えているようだ。

そんな人の味方になってくれる、ペットのためのレシピ本が人気を集めている。

それが『獣医師が考案した長生き犬ごはん』と『獣医師が考案した長生き猫ごはん』(どちらも世界文化社)だ。著者・監修者ともに、手作りごはんのスペシャリスト!

手作りごはんは添加物の心配がない一方で、栄養バランスや味付け、適正量等、意識すべき点が幾つかある。そんな不明点を解消し、美味しくて健康を考慮したペットのための長生きごはんを提案している。鍋ひとつで作ることもでき、シンプルで続けやすいレシピがたくさん。飼い主にとっても負担が少ない点がうれしい。

季節や体質にあわせたごはんを作ることができるのが、手作りのいいところだ。栄養価の高い食材を使うことを意識して、愛犬や愛猫の体に優しいレシピを作ってみよう。

長生き犬ごはんの目次は下記の通りである。

PART.1 季節のレシピと犬ごはんの基本
PART.2 ワンコの食事・健康Q&A
PART.3 愛犬のための手作りごはん体験記
PART.4 ハレの日の"映え"レシピ

加えて、愛犬の食や健康に関するQ&Aや、獣医の視点から述べる愛犬の健康サポート等、動物の命を預かる身として知っておきたい情報が盛りだくさんである。

愛猫への手作りごはんは、まずトッピングから。

愛猫用のレシピ本も愛犬と同様に、手作りごはんレシピや、おやつ、飼い主の食事の一部をおすそわけするメニュー、健康に関するQ&Aを紹介している。

猫用ごはんの難しいところは、食べ慣れていない食べ物を口にしない点にある。繊細でちょっぴり気難しい彼らには、いつものペットフードに手作りごはんをトッピングするところから始めてみよう。猫たちの体調や様子を観察しながら徐々に手作りご飯に移行するのがポイントである。

目次は下記の通りである。

Part1 季節のレシピと猫ごはんの基本
Part2 ニャンコの食事・健康Q&A
Part3 愛猫のための手作りごはん体験記
Part4 ニャンコと私のおすそわけレシピ

■著者・林 美彩(はやし みさえ)さんプロフィール
毎日の食べるもので体が作られていくという両親の教えのもと、学生時代に飼っていた愛犬・茜を迎えたことをきっかけに、手作り食を学ぶ。大学卒業後は、代替療法・西洋医学両方の動物病院の勤務、サプリメント会社での相談応対に従事。西洋医学と代替療法の良いとこどりをした治療、病気にならない体作り、家庭でできるケアを広めるため、2018年3月に往診専門動物病院「chicoどうぶつ診療所」を開院。現在、全国より数々の相談を受けている。獣医保健ソーシャルワーク協会所属。

■監修・古山範子(ふるやま のりこ)さんプロフィール
麻布大学獣医学科卒業。愛猫4匹と暮らし、手作り食を中心に犬猫の養生法を提案する、犬猫養生Harmonyを主催。中山動物病院(茅ヶ崎市)非常勤獣医師。ペットのためのホリスティックケアセラピスト養成講座医師。日本獣医ホメオパシー学会 認定獣医師。日本ペット栄養学会会員。日本獣医動物行動研究会会員。国際薬膳師。獣医保健ソーシャルワーク協会所属。

元記事で読む
の記事をもっとみる